災厄の街の守護者。
すべてを防ぐ鉄壁のカブト。
恋人を守る不器用なクリスタルウォール。
伝説の終焉は、紅く染まる廃墟。

「俺は守りきれなかった。だから、お前は守り通せ。」

だが、砕け散ったガラスの壁は、哀しき愛に留められた。

そして、止められた刃が今動き出す。
蠢く闇が全てを包む。

トーキョーN◎VA The Detonation 「Crimson ruin」

運命のときに、信念を、全てを守る盾となれ。

■シナリオハンドアウト
※キャストの所属などの推奨は以下の通り

カブト:フリーランス
レッガー:三合会所属。野心をもったキャストが望ましい。
フェイト:探偵
イヌ:ブラックハウンド機動捜査課所属
・推奨スタイル:カブト
シナリオコネ:杉浦貴志
推奨スート:スペード

 キミは人の身を守る事を生業としている。
 杉浦はキミの憧れていたカブトだった。五年前、駆けつけた君の目の前で杉浦は倒れた。悲しむ暇はなかったが彼の残した一言は今でも君の中で生きている。
 今度の依頼は企業の重役の護衛。相手が誰だろうが守り通す、それが杉浦に教わった信念だからだ。

・推奨スタイル:レッガー
シナリオコネ:日向モーリス
推奨スート:ダイヤ

 キミは人をねじ伏せる事を生業としている。
 最近組内で次々と幹部のジジイ共がくたばっている。戦争やらかしているわけでもねぇのに不思議なこった。並のやつならそういうだろうが、キミは違う。
 着々と地位を固めている日向モーリス、奴が殺ったに違いない。燻っているのにも飽きてきたところだ、さあどうやって奴を喰らってやろうか。退屈な日々からの解放にキミは笑いを隠せなかった。

・推奨スタイル:フェイト
シナリオコネ:南条サツキ
推奨スート:クラブ

 キミは人の欠けた何かを取り戻すことを生業としている。
 ある日、ストリートを歩いているとキミの目の前で交通事故が起こった。生存者はただ一人、南条サツキ、家族を亡くした少女の名前。病院で再会した少女にキミは何もできないでいた。だが、サツキは微笑む。助けてくれたお礼にと、他にあげれるものがないからと。
 できることは一つだけ、彼女の欠けたものを探す、ただそれだけ。

・推奨スタイル:イヌ
シナリオコネ:千早冴子
推奨スート:スペード

 キミは人の罪の重さを量る事を生業としている。
 今回の任務はなんてこともないテロリストの立てこもり事件であった。だが、現場に駆けつけたキミが見たのは誰もいなくなった真紅の部屋だった。むせ返るような鉄の香り、見る影もない肉の塊、そして紅い部屋。通信から聞こえる仲間の報告で、あちこちで同じような事件が起きているのがわかる。
 鳴り響くコール音と姿を見せない犯人にキミは憤りを感じた。

―シナリオスペック―

必要神業:
 本シナリオでは、ゲストの即死系神業だけでキャストが死亡するのを防ぐために、全員で3個の防御系神業が必要となる(≪難攻不落含む≫)。

キャスト間コネクション:
 カブト→レッガー→フェイト→イヌ→カブト

達成値上限:23

 

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