“シャドウ・ランド”のこと 話すキミ
 死んだ人が帰ってくる場所だって
 なぜ そんなに目を輝かせるの
 死んだ彼女は綺麗だったの?

 “シャドウ・ランド”に魅入られたキミ
 その目はずっと空を見てる
 ホログラフの森、優しい幽霊

 “シャドウ・ランド”で待つものは
 迷路と影と星のないそら

 ブルーベリー
 “シャドウ・ランド”(4.17)
 
 トーキョーN◎VA The Detonation 『シャドウ・ランドの死婦人』

 

■シナリオハンドアウト
※キャストの所属などの推奨は以下の通り

@カブキ:イベントスタッフ
(ミュージシャン、アクター、マジシャン、フリーターなど)
Aアラシ:傭兵・軍人など
(ウォーカーパイロット)
Bハイランダー:フリーランス
(教会関係、聖母伝の退魔師などが向いているが、
旧友の凶行を止める動機があるなら、他のキャストでもよい)
C:フェイト
(探偵、企業諜報員、警官、記者など、調査系)
・推奨スタイル:カブキ
シナリオコネ:ジル・フェルリング
推奨スート:クラブ

 キミは短い夏の間、“シャドウ・ランド”というテーマパークで働いた。そこにいたのは、気のいいバンドメンバー、売れない役者、時代遅れの人形師、それに…透明な笑顔が似合う道化師の少女。
 「『カブキ』の作品は凄いのでしょう!きっと、たくさんの人を幸せな気持ちにするでしょう!」
キミのアートを、おかしな口調で賞賛していた少女・ジルの事を、今も、温かなものと共に思い出す。
 だが、不思議なことがある。
 “シャドウ・ランド”で働くことになったいきさつ、辞めたときのいきさつ、キミは何一つ、覚えていないのだ。その遊園地の場所すらも。

・推奨スタイル:アラシ
シナリオコネ:ダグラス・ホイル
推奨スート:スペード

 キミは歴戦のウォーカー乗りだ。
 ダグラス・ホイルは、戦場で知り合った傭兵。
 時には敵として、時には味方として、何度も出会い、別れてきた。戦士にしか分からぬ、腕を認め合う仲。キミたちはいつか雌雄を決することを約束した「盟友」だったから。
 だが約束は叶わぬまま、ダグラスはキミを逃がすために死んだ。
 それから数年、N◎VAで翼を休めるキミの元に、死んだはずの男が舞い戻ってきた。失われた決着のため。

・推奨スタイル:ハイランダー
シナリオコネ:タリア・クィン
推奨スート:クラブ

 タリア・クィンはよく笑う娘だった。タリア・クィンは影のある女だった。彼女が姿を消して数年。キミはずっと、タリアの行方を探してきた。
 彼女が、静謐結社の能天使になったと噂を聞いたのは、最近だ。
 信じたくはないが、タリアと血を流し合う日が来てしまうのだろうか?
 キミは、夢を見た。夢の中、もう一人のキミが、タリアのことをキミに託す、そんな夢。
 “シャドウ・ランド”を探して、タリアの過ちを止めて欲しい。
 夢の中のキミは、そう言った。

・推奨スタイル:フェイト
シナリオコネ:櫛田千里
推奨スート:ダイヤ

 櫛田千里の依頼は、おかしなものだった。
 近頃巷で噂の都市伝説…いわく
 常人がうかがい知れないある条件が揃うと、N◎VAのどこかにある、“シャドウ・ランド”というテーマパークに行くことができる。
 広大な積層幽霊屋敷であるその場所では、死んだ人間に会うことができる、という。
 その噂を信じて、失踪する人間が、増えているという。
 今回の仕事は、そんな事件の調査なのだ。

―シナリオスペック―

必要神業:
 本シナリオでは、防御系神業は必須ではないが、若干攻撃力の大きな敵ゲストが出現するので、《チャイ》などを防御的に使用することも必要になるかもしれない。
 また、《タイムリー》《天罰》など汎用神業に余裕があれば、、物語に幸せな結末を添えられるかもしれない。

キャスト間コネクション:
 カブキ→アラシ→ハイランダー→フェイト→カブキに戻る、の順に取得する(左のキャストが、右のキャストにコネをあげる)。

 

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