防御系動作

受け(特殊)
★技能なし値:特殊 ◆前提:なし ●上限:上昇しない ▲ダメージ:なし ■条件:武器が準備状態である

 武器によって相手の攻撃を受け止める動作で、能動防御の「受け」を【受け】という名の動作として定義しなおしたものです。
 【受け】の値は基本的に技能レベルの半分ですが、技能によっては変わることがあります。各技能の説明を参照してください。
 基本的に1ターンに【受け】は一回しか行うことが出来ません


受け流し(難)
★技能なし値:【受け】 ◆前提:技能なし値となる<武器技能> ●上限:【受け】+4 ▲ダメージ:なし ■条件:バランスのいい武器

 武器で受け止めるのではなく受け流す動作です。MAのマンガ動作とは別の動作なので注意してください。
 【受け流し】に成功した場合、[【受け流し】の値の1/2(端数切捨て)]だけ防護点が増えます。

 この動作は【受け】の一種として扱い、【受け】の回数を使用しますが武器が破損する可能性が半分になります。(通常品質で1/6、上質だと1/12)
 また防護点を引く前のダメージが[【受け流し】の値の1/2(端数切捨て)]以下だった場合、完全に受け流せたことになり武器の破損チェックを行う必要はありません。

 クリティカルした場合、特殊な効果はありませんが完全に受け流したことになり相手はダメージを与えられません。この場合武器に絡みつくような武器の場合でも絡みつくことはなく、武器の破損チェックも不要です。


止め(特殊)
★技能なし値:<盾>の半分、<小型盾>の半分 ◆前提:なし ●上限:上昇しない ▲ダメージ:なし ■条件:盾が準備状態である。

 盾によって相手の攻撃を受け止める動作で、能動防御の「止め」を【止め】という名の動作として定義しなおしたものです。
 基本的に1ターンに【止め】は一回しか行うことが出来ません。


無刀取り(難)
★技能なし値:<柔道>技能による【受け】−4 ◆前提:<柔道>15 ●上限:<柔道>技能による【受け】まで ▲ダメージ:なし ■条件:両腕が自由であり物を持っていない

 相手の攻撃を捌くと同時に腕を取る動作です。
 武器ではなく相手の腕を掴んで防御するために相手との間合いは1距離以下でなくてなりません。
 この動作は刃物に対する受けのルールを使用しなくて済み、またこの動作を試みた後は自動的に相手の腕に組みつくことが出来ます。
 後退と併用することは出来ません。


避け(特殊)
★技能なし値:特殊 ◆前提:なし ●上限:上昇しない ▲ダメージ:なし

 相手の攻撃を避ける動作で、能動防御の「避け」を【避け】という名の動作として定義しなおしたものです。
 動作レベルは[(敏捷力+生命力)÷4]が基準値となります。
 【避け】は1ターンに何度でも使用することが出来ます。


鎧受け(難) 出典:GURPSソードマスター(GURPSソードマスター様)/捨て身
★技能なし値:【避け】−2 ◆前提:意志11以上 ●上限:【避け】+2まで ▲ダメージ:なし

 クリーンヒットを避けて、鎧で受け流す動作です。1ターンに1回しか試みることは出来ません。
 鎧の受動防御が二倍になった扱いで防御することが出来ます。
 【鎧受け】は、たとえ判定が成功した場合もダメージを喰らってしまいますが、鎧の防護点が二倍になったものとして扱うことが出来ます。
 後退と併用することは出来ません。


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