まず、このサプリメントでは大体CP総計が100〜150CP程度のキャラクターを対象として作成されています。
つまり、このサプリメントは基本的に「達人の指導」などの使用を前提としていないサプリメントであるということです。そういった超人的なサプリメントは「GURPS
ソードマスター」様などが参考になるでしょう。
では、以上を踏まえてこのサプリメントにおけるCP総計に関する考察をさせていただきます。
CP総計が50〜75CPのキャラクターは訓練された一般的な兵士程度の実力を持っています。
CP総計が100CPのキャラクターは経験をつんだ熟練兵、もしくは才能ある英雄候補といえます。
CP総計が125CPのキャラクターともなればその腕はそこそこの知名度を誇るでしょう。
CP総計が150CPのキャラクターは英雄です、間違いなく超一流の腕を持っているでしょう。
まず、体力についてです。
体力は高いほど様々な武器を扱いこなすことができ、また攻撃の破壊力も大きくなる戦闘における重要なファクターの一つです。
体力が8以下の場合、まずそのキャラクターは戦士を目指すべきではありません。
体力が9程度の場合、暗殺者的なスタイルを用いることにより多少は戦えるでしょうが戦士としては心もとない所です。
体力が11程度が、いわゆる技量で戦うタイプの軽戦士の平均でしょう。
12程度が訓練された警備兵、13あれば重戦士としても十分な筋力があるといえます。
14以上あれば十分に怪力自慢でならすことができるでしょう。16以上は既に人外の領域で、オーガー並といえるでしょう。
次に敏捷力についてです。
運動能力などを含む敏捷力は武器の扱いに直結する能力値なので、基本的に高く設定されます。
この能力値が9以下の場合、そんな運動能力ではまともな戦士としての才能は認められません。鈍くさくても一芸を極めようというタイプでもない限りは戦士を目指すべきではないでしょう。
普通の戦士は敏捷力10〜11程度は欲しいところです。
敏捷力が12あれば、力任せに戦う重戦士としては十分な運動能力だといえます。
敏捷力が13あれば、一般的な軽戦士としても十分にやっていけます。
14以上あればその運動能力は他者が目を見張るほどです、16以上は既に人外です。
次に知力についてです。
基本的に、直接戦闘に直結するファクターではないので低く設定されがちですが経験や感覚なども含むので下げすぎるのも考え物です。
知力が8以下の場合、面倒見が良くちゃんと知恵の切れる相棒がいないと長生きはできないでしょう。
知力が9は、馬鹿ですが一応技能や特徴でサポートすれば何とかなるタイプです。
10が凡人並み、11〜12あれば経験豊富な傭兵、13以上あれば戦士としては切れ者でしょう。
最後に生命力についてです。
低く設定するのは難ですが、かといってあまり上昇させるわけではない均一化しやすい能力値といえます。
生命力が8以下のキャラクターは、悪いことは言いません。戦闘に参加するのは、ひいては冒険に参加するのを考え直すべきでしょう。
生命力が9のキャラクターも、前線で戦闘に参加するべきではありません。
生命力が10のキャラクターは前線に出ると一抹の不安が残るレベルで、11あれば一応安心できるレベルでしょう。
生命力が12ほどが並の重戦士、13あれば相当打たれ強いといえます。
14以上ある場合は既にゴキヴリ並です。
〜9:あまり得意ではない分野、もしくは器用なキャラクターがまだ不慣れな作業をするレベルです
〜11:素人の一般的なレベルです
〜13:玄人の一般的なレベルです、このレベルあればその技能で食べていけるでしょう
〜15:玄人の中でも一芸秀でたレベルです
16〜:その技能を極めたともいえるレベルです