Gray RoomN◎VA>How about TOKYO N◎VA


How about TOKYO N◎VAのまえがきに変えて

 僕はトーキョーN◎VAが他のシステムに比べて最も違うのは「時間が動くこと」だと思っている。
 このシステムにおいては現実世界で経過した時間はN◎VAの世界でも同じように時間が経過している。

 そして、このN◎VAという街はとてもエッジな街だ。
 うかうかしているとたとえどんなに力がある奴でも時代から取り残され、表舞台から退場してしまう。
 そしてその中でも変化に対応できる奴は生き残るし、そして変化に対応できなかった奴は新しいゲストにその座を追われてしまう。
 それは組織だって同じことだ。G.C.I.や一色組のように生き残れなかった奴らもいれば、テラウェアやカーライルシンジケートなど台頭してくる組織もある。
 常に変化し続ける世界最先端の街、それは比喩でも何でもない。本当にこの街は大なり小なり常に変化し続けているのである。

 このように常に与えられる「変化」がこのトーキョーN◎VAというシステム非常に魅力的で飽きがこないすばらしいシステムたら占めている要因の一つだと思う。
 しかし、同時にこの「変化」はひとつの弊害を生んでいる。あまりに蓄積されている時代が長いためその歴史は膨大で、新しいユーザーはとっつきにくい部分があるのである。

 もちろん最低限の知識、Dのルールブックを一通り読めば十分に遊ぶことはできる。
 しかし、当然のことながら長く遊んでいるユーザーと新規ユーザーの間にはかなりの知識の齟齬が存在する。そして、過去の経験上この齟齬は、古参ユーザー同士の会話へ新規ユーザーが参加しにくい要因となりうると僕は思っている。
 そうでなくともトーキョーN◎VAというシステムは他のシステムに比べると独特でとっつきにくい部分が存在するのだ。さらに知識の齟齬ゆえにコミュニケーションに参加できないとなるとそのストレスの大きさは推して測るべきだろう。

 そこで、このページではそういったユーザーの格差を減らすためにトーキョーN◎VAの世界観に関する僕の持っている知識を公開していこうと思っている。

 しかし、一つ注意をさせてもらいたい。
 僕は結構N◎VAを遊んでいるし、様々な資料を集めて読んでいる。しかし、それでもN◎VAという街の膨大なデータを把握しているとはとても言い難い。
 そのため、一部に推論や不適な表現などが混じっている可能性があることをあらかじめ了承しておいてほしい。

※How about TOKYO N◎VAでは皆様のご意見、要望をお待ちしています。こういうものをテーマとして取り扱って欲しい、ここの表記は間違っているなどありましたら「BBS」もしくは「こちら」へお願いします。


第一回「ニューロエイジという舞台

第二回「ニューロタング

第三回「オフィシャルゲストの変遷」


Gray RoomN◎VA>How about TOKYO N◎VA

※この記事に関するご意見や感想などは「BBS」もしくは「こちら」へお願いします。