武器の発達と共に、身を守る鎧も発展を続けました。
　Weapons Collectionでは様々な武器を紹介してきましたが、ここではその武器から身を守る鎧についても紹介します。
　ちなみにWeapons Collectionにおいては大半の武器が強化されていますから、防具もそれにあわせて強化されています。
　ただし、ここで紹介する防具には必要体力が設定されており、基本的に必要体力を満たしていない防具を使用することは出来ません。
　なお、「追加ルール」の「荷重の変更」ルールを使用しない場合は鎧の重量を１．５倍してください。

マント

　特に説明をするまでも無いでしょうが、いわゆる一番外につける外套です。
　鎧を着ている場合は効果がありませんが、しかし普通の服の上に来ていると若干ながら防御効果があります。
　受動防御が存在しない鎧を使用している際、受動防御を１として扱います。

ライトクロ−ス

　一般的な夏服です。
　薄地ですが、その分高温多湿なところでも比較的快適に過ごすことが出来ます。
　とはいえ、ただの服なのでこれを着て冒険に出るのは自殺行為でしょう。

クロ−ス

　一般的な冬服です。
　コートなども着込むために厚手の格好になりますが温かいです。
　とはいえ、ただの服なのでこれを着て冒険に出るのは自殺行為でしょう。

クロースアーマー

　名前の通り布製の防具です。
　布を重ねて着る為に、革製の同程度の防具よりも重量はかさばりますが安価です。
　｢鎧の隙間を狙う｣ルールを使用している場合、クロースアーマーには隙間が存在しません。

ライトレザー

　薄い革製の防具です。
　動きを阻害することなく、また軽量であるためにかなり扱いやすい防具です。
　盗賊などが好んで使用するでしょう。

ヘビーレザー

　革を煮込んで、強化し厚く作った革製の防具です。
　革製の防具としては最上のもので、動きをほとんど阻害せずまた音を立てないことが特徴です。

リングメイル

　ライトレザーの表面に金属の輪を貼り付けて強化したものです。
　切り攻撃や叩き攻撃に対しては強力な防御効果を持ちますが刺し攻撃にはさほど防御効果があるわけではありません。

ライトチェイン

　鎖を編みこんで作られた防具です。
　動きを阻害せず、また重量も必要上に重くないために広く用いられてきました。
　しかし、鎖を編みこんで作られたために刺しの武器には弱いという難点もありました。
　｢鎧の隙間を狙う｣ルールを使用している場合、ライトチェインには隙間が存在しません。

チェインメイル

　鎖を編みこんで作られた防具です、ライトチェインよりも厚手でその分重量があります。
　動きを阻害せず、また重量も必要上に重くないために広く用いられてきました。
　しかし、鎖を編みこんで作られたために刺しの武器には弱いという難点もありました。
　｢鎧の隙間を狙う｣ルールを使用している場合、チェインメイルには隙間が存在しません。

スケイルアーマー

　スケイル、つまり鱗のような外見の鎧です。
　形状的には、ライトレザーに小さな鉄板をいくつも貼り付けて強化したものです。
　一応ライトレザーを下地としていますがデータ的には金属鎧として扱います。

ハーフプレート

　ハーフプレートとは後述のプレートアーマーとは違い全身をプレート製の防具で守るのではなく、ライトチェインをプレートで強化した鎧のことをいいます。
　そのため場所によって防具の効果が色々と変わってきますが、しかしそうなると処理が面倒になるために全身一括のデータとして扱います。
　｢鎧の隙間を狙う｣ルールを使用している場合、ハーフプレートの鎧の隙間を狙う場合は命中判定に＋１のボーナスがあります。

プレートアーマー

　完全に鋼鉄によって作られた全身鎧です。
　その防御力は桁違いですが、しかしその重量も桁違いです。
　また、関節部にも防具があるために動きが阻害されてしまいます。
　｢鎧の隙間を狙う｣ルールを使用している場合、プレートアーマーの鎧の隙間を狙う場合は命中判定に−２のペナルティがあります。

ヘビープレート

　プレートアーマーをさらに厚く強化されたものです。
　動きが阻害されてしまいますが、その防御能力の高さは折り紙つきです。
　｢鎧の隙間を狙う｣ルールを使用している場合、ヘビープレートの鎧の隙間を狙う場合は命中判定に−２のペナルティがあります。