Team「Murder」
チーム紹介:
特になし
メンバー紹介:
名前 | グラッツ=グラッツェ | |
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プレイヤー | 田中・R・権三郎 | |
性別 | 男性 | |
年齢 | 48歳 | |
階級 | 重量級、スーパーヘビー級 | |
サイズ | 181cm、123kg | |
流派 | ジェノサイド・フィスト | |
説明 |
グラッツの「師」とやらが伝承していた、攻撃に重きを置いた(正確に言うと防御を殆ど気にしない)豪快かつ無謀な流派。 達人が確認されていない、というか、現在使用している人物がグラッツ一人の為、彼が死んだら全て終わりのがけっぷち流派。 もとは、裏社会で、如何に銃のない状況で闘うかから生まれたらしい。 |
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外見 | 筋骨隆々としたラテン系のオヤジ。スキンヘッド。顎髭だけはきっちり刈り込んである。服装はスーツからタンクトップまで何でも着るが、総じて黒い。 | |
備考 |
名前 | 李 武狼 | |
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プレイヤー | yueh(NPC) | |
性別 | 男性 | |
年齢 | 年齢不詳 | |
階級 | 中量級、スーパーウェルター | |
サイズ | 163cm 67kg | |
流派 | 我流拳法 | |
説明 | ||
外見 |
一見穏やかで、その実何を考えているか読めない微笑。 赤い瞳と透けるように白い肌、生来は白い髪を黒く染めている。 黒コートに黒いボルサリーノハット。 |
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備考 | 中国秘密警察に籍を置くこと以外一切の経歴不明の男 |
休日の昼下がり。
グラッツ=グラッツェはいつもどおり、いや、常以上の仏頂面で、会議室と思しきでかい部屋に居た。
机を挟んだ目の前には、二人の人物が居る。どちらも知った顔だ。
その内の一人、極平凡な青年は何やら今丁度喋り終わったところのようである。
「ってわけ」
「・・・・・もう一度言ってみろ」
「だから」
その青年・・・田中・R・権三郎はまた同じことを繰り返した。
目の前のもう一人−−−李武狼と組んで、GOFに出ろ、というものである。
「・・・・なんで俺がそんなことしなくちゃいけねぇんだ?」
「楽しそうじゃないか」
「俺がなぜ貴様の娯楽に付き合わなくちゃならねぇんだよ!! 組んで闘うなんぞ性にあわねぇのは知ってるだろうが、馬鹿城主が!」
「あ、なんか言い方がレイクマンに似てる」
「やかましい!! おい、武狼!! てめぇはどうなんだ?」
武狼は目の前に出された茶など啜りながら
「まぁ良いんじゃないでしょうかね」
絶句するグラッツ。
田中は満面の笑みを浮かべ、
「いやぁ、話が早くて助かるよ」
「待てよ!? お前本当に良いのか!?」
「いや、面白そうじゃないですか」
平然と、武狼。
「多数決により決定ー♪」
「待てっ! 俺は数の暴力なんぞ見とめんぞ!?」
「これが民主主義ってものだよ、グラッツ=グラッツェ君。それにね・・・」
ここで、田中は今日一番の爆弾を起爆させた。
「もう君達の分の出場願、出して来たから」
間。
「なにぃぃぃぃぃぃぃっ!!!????」
「まぁ、そんなコトだろうと思っていました」
「・・・冷静だなお前・・・まぁ、それは置いといて、じゃぁなんでわざわざ呼び出して許可求めるフリなんてしやがったんだ、田中!?」
「形式上」
「意味がねぇっ!!」
「まぁ私はかまいませんが」
「・・・・取り消せ。今すぐ」
とりあえず殺意と怒りを抑え、凄んでみるが、
「いや。もう取り消すには遅すぎるし。やっぱり僕って親切だよね? 早めに提出しといて良かった良かった」
田中はきっぱりと言い切った。
こうして、二人のチーム、「Murder」は結成された。
その後、田中がジェノサイドバーストを食らったのは言うまでもない。