委員長:さて、大体のチームの担当が決まったみたいですね。
副委員長:残るは……Team「D」だな
委員長:ふむ……少しタイムリミットまでは時間がありますがちょっと様子を見てきましょうかね。
(そこへ場違いな笑点のテーマが流れ出す)
副委員長:?
委員長:あ、こっちの携帯の着メロです(笑)……ええっとSGC社長からですか。はい、もしもし
サルファ:あぁ、ジニアさん。お久しぶりです
委員長:あ、はいお久しぶりです。
サルファ:今回はTeam「D」のことで少しお願いがあって電話したんですが
委員長:あ、そうですか。これからちょっと様子を見に行こうと思っていたんですが何かあったのですか?
サルファ:実はですね……
チーム「D」控室。
暗黒寺一級と式丞恭一郎の「好色」コンビの控室だ。
勝つことよりも、綺麗な(あるいは可愛い)女性を剥くのをメインに出てきたような2人である。
まさにチーム「Dangerous」に相応しい2人である。
「よう、差し入れだ」
「兄貴、気が利くな」
「可愛い弟が出るんだ。これぐらいはな」
「ありがとうございます。執念さん」
そして、しばらくして・・・
「あたたたた・・・腹が」
一級が腹を押さえている。
どうやら、食当たりらしい。
「大丈夫か? 一級くん」
「まずいな・・・試合はもうすぐだってのに・・・」
「なんとかならないのですか? 」
「「師匠」か先生(羽佐)の携帯なら電話番号が判るが、どっちも今からじゃ間に合わない! 」
「師匠」は《瞬間移動》を使うと、絶対にファンブルするのだ(爆)
「仕方ありませんね。試合放棄ですか・・・」
「いや、俺が代わりに出よう」
「大丈夫なのですか? 」
「今から社長に連絡して、主催者に圧力かけさせて、出場者変更を許可させれば! 」
なんとかなったらしい。
式丞と執念の即席コンビネーションが今! 炸裂する!!
・・・するのか? (爆)
サルファ:……というわけなのですよ。
委員長:はぁ……
サルファ:というわけで一級から執念への選手交替をお願いします
委員長:えぇ!?でもいきなり選手交代というわけには……
サルファ:いや、すいませんね。ではこちらも少々忙しいのでこの辺で
委員長:あぁ、はい。それでは……
副委員長:社長からは何だって?
委員長:一級選手の体調不良により、その兄の執念さんに選手交代をしてくれという依頼をされたんですが……
副委員長:さすがに厳しいと思うが、仕方ない。聞いていた感じ断れないうちに電話も切られてしまったんだろうからな。
委員長:うぅ、すいません
副委員長:何、その分お前に働いてもらいまでだ。気にするな
委員長:うぅ……(しくしく)