GURPS FAQ (RUNAL:カルシファード)

GURPS FAQ (RUNAL:カルシファード) 全般武戦士サリカ異種族影タマット


(回答者は特に明記がない場合は友野詳です)

[全般]


今月の記事 2002年5月
Q.飛燕胡蝶流の技で「飛燕一閃」という技がありますが
1)抜刀術とのことですが攻撃直後は片手持ちなのでしょうか? その場合、抜刀直後の「受け」は不可能になりますよね?
2)また、命中した時のダメージは「振り+2」ですがこれは木剣でも「振り+2」なのでしょうか? それとも木剣では刀術自体が使えないのでしょうか?

A.攻撃直後は、鞘に戻すか、両手でかまえるかを選ぶことができます。これは、攻撃直後に即座に行なえるので、両手でかまえるなら「受け」を行なうことは可能です(解説にある−1のペナルティはありますが)。
 木剣の場合、ダメージは変わりませんが、攻撃型は「叩き」になります。


2002年3月
Q.こんなのを考えました。火事と喧嘩はダイハンの華と言う事で、ジェスタ火消し組の使うその名も、カルシファードハンマーです。
 火事場で降り回し易いように大陸のものより、軽めに出来ているので、最初のターンに準備に成功すれば、その後、準備判定しなくて良い、と言うだけなんですけどね。まぁ鳶口みたいなもんですね。
 火消し組は、身分は平民ですが、その立場上武戦士とためを張っても許されるってのはどうでしょうか。

A.あってもよろしいな。思いついた設定は、自分たちのゲームにどんどんと取り入れておくんなはれ。もっともダイハンは軍事都市ですよって、定火消しは武戦士の配下ですやろな。武器兼用の、鳶口みたいなハンマーはあってもええと思います。武器としては、あんまり効率的ではおませんやろけど、うまく使うとかっこよさそうでっせ。


2002年3月
Q.カルシファードのウツホヒコさん。リョウヤについていった、〈遥か人〉の方がいましたが、キャラクターデータとしては、普通にエルファのセットでええんですかい? それとも〈遥か人セット〉というのが、友野先生の頭脳に隠されているのでしょうか?

A.えっ、俺たち、エルファだったの? 少なくとも、俺は人間なんだけど。文化以外のところで、もとの島や大陸の人間と違うとこあったっけ? あ、ないって。文化的な違いは大きいけど、それを紹介できる機会はいまんとこなさそうだってさ。だからみんなで、ガンガン設定作っちゃって、ガンガン。


Q1、『カルシファード緋炎伝3熱き銀の誓い』にでてきた「鎧夜人」や「鬼ジェスタ」と呼ばれる人達はどういうものですか。
 また、キャラクターとして作成する場合、特殊な背景(独自の特徴や技能や武器、名声など)はありますか。
 そして、何CPほどになりますか。
(鎧夜人当たりは大陸の方では、典型的な「世直し漫遊のシャストア高司祭仮面」にあたるような気もしますが、名の由来にもっと深い意味があるような・・・。)

Q2.人間の親に引き取られたビジュラの子供には、人権や人間の法律が適用されますか。
 また、大陸などで人間の町に住んでいるドワーフやハーフエルファやミュルーン達についてはどうですか。

A1.鎧夜人は、裏の世界のボディガード、鬼ジェスタ(もとはむか〜しに投稿してもろたアイデアなんやけど、おたよりがまぎれこんで見つからんねん)はいわゆる侠客いうやつやね。
 基本的にはあまり特殊能力とかはのうて、いうたら社会的立場、職業の類やと思ってもうたらええ。もちろん、設定マニアの友野のおっちゃんとしては、機会があれば色々細かい設定を作ってみたいとこやろね(闇刺人についてもね)。〈遥か人〉の守護霊の昆虫とかについても、データを作ってはみたいねんけど……。誰か考えてくれた人がおったら、投稿したって。文庫のファンレターの宛先でもOKやで。

A2.人間がビジュラを引き取ることは決しておません。
少なくとも、友野ルナルでは。一時的に預かることはあるやもしれんけど、やっぱり法の外。もし殺されたとしても……そうやねぇ、カルシファードに器物損壊ちゅう法律があれば、それで訴えれるかな。
 人間の街に住んでるドワーフとかがどうなるかは、それぞれの国や街によるけど、ガヤン神殿がしっかりしとったら、普通に法律に守られてると思うで。


Q.カルシファードの無刀術とは基本的にはどんなものですか?

A.素手の格闘技術、組打ち術や。技能でいうたら〈空手〉や〈柔道〉のことやね。


Q.カルシファードで、ドワーフとたまたま交流(親の役職がドワーフの集落の監視役だったとか)があり、PCがトハルorソギルを教えてもらったというのは、特殊な背景にCPをつぎこむに値しますか?

A.ふつう、相手が影タマットでもないかぎり、素手の相手には油断するのがカルシファードの武戦士やからね。ましてや、彼らが卑しいと思いこんでるドワーフの武術で攻撃されたら、不意討ちになる可能性もある。せやから、特殊な背景にCPをつぎこむ価値はあるんとちゃうかな。GMはんの、ルール運用次第ですわ。


Q.ルナルのカルシファードについて質問があります。
 陰真光流、陰真闇流、桜花血散流の読み方がわからないのです。
 やるのに大した問題はないのですが気になるので教えてください。

A.ああ、そら気になりますわな。「かげしんこうりゅう」「かげしんあんりゅう」「おうかけっさんりゅう」やそうですわ。友野のおっさんは、気分で読みよるさかい、自分がこっちのほうがかっこええ思たら、そっちで読んでもうてかまわんて言うてましたで。「桜花」のほうは「血桜花散」て書いて「ちざくらはなちる」のほうが、とかぶつぶつ言うとったけどね。

Q.カルシファードのリプレイで、キクノの知力がキャラクターシートでは14なのに、本文中では13として扱われているようです(冒頭の知力判定とか)。彼女の知力はいくつですか?

A.本文中のはミスです。キクノちゃんについては、キャラクターシートを信用してください(ツカサ先生とか、信用できないキャラシートもあるあたりが、ほんとに申し訳ないんですけど)。


Q.ルナル完全版にカルシファード無刀武術(空手や柔道)がなかったので少し残念です。今後、出す予定はないんでしょうか?

A.「緋炎伝」の一巻で(書きあがっているのですが、角川書店さんの都合で発売が七月に延期になりました)マダスカルの徒手武術が出てくるんで、文庫発売後、関連データはこのHPに掲載したいと思っております。カムリの招霊術とかもデータ化したいと思ってます。機会があれば、もちろん出版される本にものっけたいですが、今のところそういった予定はありません。すいません。


Q.カルシファードのキャラクターがグラダス半島や帝国で冒険するときには何らかの「特殊な背景」やそれに順ずるもの(使命や敵を追うとかの誓いなど)が必要なのでしょうか?

A.必ずしも必要ではないでしょうが、たとえば敵が、刀術やカルシファード独自の種族の能力を知らず、それがPCにとって有利に働くようマスタリングするなら、「特殊な背景」はあったほうがいいでしょう。どうして国を出たかの理由は、決めておいたほうがロールプレイは楽しくなると思います。それをCPの必要な(稼げる)特徴に生かせるなら、そうしたほうがベターだと思います。


Q1.カルシァードの〈外法使い〉は他の地域に存在,または知られていたりしてるのですか?

Q2.カルシファードの〈巨龍〉アガツは純正物の〈龍〉なのでしょうか? その時の被害,および退治されていないことから鑑みると本物くさいのですが・・・

A1.ひそかにカルシファードから抜け出した外法使いがいるかもしれません。博学な学者は噂を聞いているかもしれません。紅碧戦争で出くわした帝国の戦士がいるかもしれません。すべては、実際に遊ぶみなさんのお決めになることです。制限かけすぎんのもつまんないですし。

A2.さあ、どうなんでしょう? 友野が考えていることもないわけではありませんが、そんなことどうでもいいじゃないですか。みなさんのGMが考えたこと、みなさんが冒険を通じて見出したことが真実です。ですよね?


Q.大陸本土及びグラダスを舞台にしたキャンペーンを行う場合、カルシファードの武浪士をPCにする事は可能でしょうか?
 また、カルシファード以外の国の人がカルシファード刀術を身につけていることはあり得るのでしょうか?
 最後に、ルナルの所々で姿を見せるシャストア神官トゥーマ・ヴィ・ラーカ氏は『詳らか(つまびらか)』に音が似ているのですが、友野先生がモデルなのでしょうか? って、考え過ぎですか(^^;。

A.世の中、どんなことだってありえます。カルシファードの人が大陸に渡っていることだって、刀術を学んだ外人だって、いないとは言い切れません。ただし、GMが、「そんなの美しくないやい」と思うなら、いないでしょうけどね。どっちにせよ、そうやって作ったキャラで、その他のプレイヤーとかGMとかを全員楽しませることができるなら(受けるなら)いいんじゃないかと思います。

 最後の一言については……口に出して言うのは不粋ってもんでしょ?(^_^)


Q.双子の月の信者のキャラクターを作るときは、ルール的にはルナルの他の地方と同じように作ればいいのですか?(ガヤンの法執行官がいないのはわかるのですが)

A.はい、データ的には変わりません。


Q.これは別にどうでも良いのですけど『カルシファード青嵐記』のウェンディエン姫様の偽名がウェンディ(ゲームクエスト)からディエーナ(文庫)に変わっていました。どういうこっちゃですか?

A.セッションの時はプレイヤーにあらかじめわかってて欲しいからバレバレの偽名にして、小説ではそれじゃ不自然なので変えたわけです。


Q.カルシファード青嵐記面白かったです。キャラのデータも載せてもらえるとうれしかったんですが、次回は載せてくださいね!

A.諸般の事情がありまして……。リプレイにはのっけますので(当たり前ですけど)、それまでお待ち下さい。小説にしか出ないNPC(あんまりいないけど)のデータとかも、そちらで載せられるようにしますんで。


Q.カルシファードにはマーシャルアーツに紹介されていた日本風の鉄鎧(受動防御3防護点4、17kg)は存在するのでしょうか?

A.あってもいいです。


[武戦士]


2002年1月
Q.鍔迫り合いのルールについての質問です。
 同一へクスに踏み込む、とある所から、漫画やゲームのように、接吻しかねないほど近づいてしのぎを削る様を想像できますが、実際の鍔迫り合いは、腕をぎりぎりまで伸ばし、踏ん張った状態で長時間だらだら汗をかきつづけるものだそうです。
 あんまり近ずき過ぎると、力のベクトルがほんの少しずれただけで大怪我です。でも、コレじゃ華がありませんよね?
 「同一へクス内」で鍔迫り合いを行った場合相手に膝をつかせるより早く「叩き潰す」事が可能では?というわけで、体力の即決勝負に勝ったほうは無条件に目標値9で攻撃(能動防御不可)という風にしたいところですが、どうでしょう?

A.いま紹介されているルールは、確かにフィクション(チャンバラもの)に登場する鍔ぜりあいを想定しています。実体験があるとか研究してなさるとか、単にイメージが違うとかそういう理由でルールを改訂なさるのは、実際に遊んでらっしゃるみなさんがたの自由です。遊んで試して、そのほうが面白くすかっとなさるなら使ってください。試してみないと、なにごともわかんないですからね。


Q2.刀を<剣>−2もしくは<両手剣>−2で扱うのと同様、普通の剣を<刀>−2で扱えるでしょうか?

A.GMさんの裁量範囲ですけど、ルナルではありにしといて、いいと思います。
 ただし、カルシファードブレードの特別な格闘動作は使えません。>


Q1.体力が15以上の場合、武戦士の格闘動作【稲妻】で非準備状態になるのを防げますか.もし可能な場合、能動防御のペナルティはどうなるのでしょうか.

Q2.「武戦士の名誉」には主君への忠誠が含まれますが、武浪士の場合はどうなるのでしょうか.現在は仕えるべき主君がいないが、将来できたら忠誠を尽くすとでも解釈すればよいのでしょうか。

A1.あいにくですけど、これも防げまへん。

A2.武戦士と武浪士の解説を、もっぺん読んでみておくなはれ。ちょっとわかりにくいかもしれまへんが、武浪士には仕えるべき主君がおらんかわりに、どういう点でゲーム上不利になってて、CPのバランスをとってるかは書いてあるつもりですねんが。もちろん、主観の違いとか世界の好みのずれとかもおますやろけどな。


Q.魔法技術一切使わずにつくられたカルシファード・ブレード(データも存在もGMAの『刀』と同じ。必要体力も11)なら魔化は自由ですか?

A.それはカルシファード・ブレードとはいいまへん。あくまで、反り身で品質のええバスタード・ソードです。呼び名はもちろん自由ですけども。〈刀〉技能で扱うとこまではありでも、刀術の格闘動作には使えんとしたほうがよろしいやろ。
 武戦士が、露骨なマジックアイテムを嫌うちゅう設定はありますけども、カルシファード・ブレードに魔化はきかんというルールはなかったように思いますねんが。この作者、たまに自分でつくったルールを忘れますんで、ほんますんまへんな。どこに書いてしまいましたやろか?


Q.「意志判定に成功すれば、射撃呪文を受けられる」ならば、「意志判定に成功すれば、通常武器が無効なモンスター等へダメージを与えられる」と考えるのは拡大解釈しすぎでしょうか?
「ば、ばかな・・・魔法の武器でもないのに、『通常武器無効モンスター』を斬るだと!?」と言うのをやってみたいのですが、いかがでしょうか。

A.しすぎですな(^^;)。けど例えば「達人の訓練」とか、なんかの理由があればできてもええんと違いますか。追加の、オリジナルな格闘動作なり技能なりをつくってみはるのも面白いかもしれまへん。


Q.追加データの古流武闘術の格闘動作の「太刀折り」の解説に「刀そのものの防護点を無視する」とありますが、刀の防護点は何点なんでしょう?

A.すみません。「刀そのものに防護点があっても無視する」とすべきでしたね。ちょっとうっかりしてましたが、ベーシックの武器破壊のルールでも、剣類は必要なダメージしか決まってませんでした。無生物へのダメージのルールと混同してしまったようです。


Q.「見切り」技能について1CP費やしたら能動防御に+1ということですが、2CP以上費やしても能動防御は変化しませんよね?(+1が+2とか)

A.はい。変化しません。


Q.カルシファードリプレイ(上)のリョウヤのデータで、受け値が13になっていますが、カルシファードブレードの技能レベルが16で三分の二すると10、6……で端数切り上げとしても11強化受けで+1すると受け値は12では?

A.端数は切り捨てです。なので、基本は10です。さらに、「戦闘即応」があるので、+1です。それから、【強化受け】で+1。さらに〈見切り〉のボーナスで+1。合計13になります。


Q.カルシファード刀術の格闘動作【フェイント】は、相手からフェイントをかけられたときに対抗する場合にも効果はありますか。

A.効果はありません。即決勝負は本来の技能もしくは敏捷度のうち高いもので行ないます。


Q1.カルシファードで太刀は何という名称なのでしょうか?

Q2.カルシファードブレードの種類に日本刀でいうような野太刀はありますか。
 あるとしたら、どの技能で行うのがよろしいのですか?
 また準備技能はありますか。

A1.古式カルシファード・ブレード(笑)。

A2.今のところないです。ないですが、自作していただいてかまいません。必要体力とダメージの高い〈カルシファード・ブレード〉ということになるのでしょうが、おそらく格闘動作に使うのには向かないでしょう。重すぎて、ふるった後は非準備状態になるといった制限もあっていいかと思います。


Q1.カルシファード刀術の〈間合い〉技能は即決勝負で負けたら格闘間合いに入られるんですよね。そうなると素手格闘ってやたらとつよくありません?
 間合い技能すら持ってない他地方の戦士なんかほとんど何も出来ないような……。
 後もし格闘技能で代用できるんであれば間合い技能とるより格闘取った方がいいような気がするんですけど、そこのところどうなっているのか教えてください。

Q2.このホームページのシナリオ集にカルシファードショートブレード(脇差)が出ていたんですが、脇差があるならカルシファードミッドブレード(長脇差)とかもあるんですか? それともカルシファードでは、ショートブレードだけで長脇差みたいな物は無いんですか?

A1.この技能がないと、それこそ、うちふところの格闘間合いにもぐりこめるかどうかはGMの判断のみで、判定の基準なしということになります(敵に向かって一歩踏みこむことについて、特にルールで判定を求めていないためです。つまり、距離を格闘にし放題なわけですな)。昔、ノイエくんを、これでだいぶいじめてやりました。もちろん、この技能を無視して、独自の判定を行なってくださってもかまいませんが(「すりぬけ」とかでやるのがいいとは思ったんですけどね)。ちなみに、格闘で代用できるってことはありませんです。

A2.はい、ありません。もちろん、ゲーム的なデータ(価格を含めて)を変更することなく、こしらえや多少の長さ(ゲーム的な意味ではない刀身の長さですが)を変更して、長脇差状の武器であるとなさるのは自由です。


Q.カルシファード「刀術」の「流派」ごとに修得できる格闘動作の数に上限はあるのでしょうか。
 もし無いとしたら、オリジナルの「流派」を作成して他の「流派」の格闘動作と同じ効果のものを設定すると、わざわざ「特殊な背景」にCPを費やして他の「流派」を学ぶ必要がなくなるような気がするのですが。

A.上限は決めてませんが、そんな「有利な」流派をGMが認めるかどうかです。私なら認めませんです。ですが、GMとプレイヤーが合意の上で、PCの流派は変幻自在のなんでもありの、戦った敵の技術を吸収して進化する武術で……といった設定で遊ばれるのなら、それもよいでしょう。
 どういった世界観で遊ぶのか、ゲームとしてのシビアさのラインをどのくらいに設定するのかは、ガープスの場合、遊び手側にゆだねられています。
 もしも、なんらかの目安を求められるなら、友野なら上限は七から九くらいに設定すると思います。金庸の武侠小説だと三十七式とか奥義があったりしますし、剣豪小説だと一つしか必殺技がなかったりとか、いろいろですけどね。


Q.前月のQ&Aにサムライは空手技能は持てない、とありましたが、サキモリのアルリアナ信者(CPを使った)なら学べるのではないでしょうか?
 99年9月のQ&Aにそうあったとおもいます。

A.学べない、わけではありません。ニュアンスがややこしかったかもしれませんが、「普通は知らない」っていう程度の意味にとっといてくださいませ。GMが認めるなら、どんな設定で遊んでいただいてもかまいませんが、普通の武戦士は刀に誇りを持っているので、素手格闘の技を学ぼうと考えることはあんまりありません。学ぶなら、押さえこみのほうでしょう。戦場で首をかくための技術の一貫として。


今度、多重人格のハーフ・ヴァンパイアで表が武戦士、裏が普通の魔法援護系のキャラを作ろうと思っています。このキャラについて質問です。 Q.盾は持っているだけでも受動防御が得られるんでしたっけ? もし得られるならこのキャラの裏が盾を使ってて、人格交代が起こって表の武戦士になったときに無茶苦茶強くなると思うのですが……。

A.持っているだけでも受動防御は得られます。ただし、背負っているなら背中からの攻撃に対してだけです。盾を手に持っているなら、カルシファード・ブレードは片手でふるわねばなりません。攻撃すると非準備状態になりますし、ダメージもさがります。
 ちなみに、カルシファードで盾なんぞ持って歩いた日には目立ってしょうがありません。場合によっては鎖国派から外国かぶれとして喧嘩をうられたり、臆病者として嘲笑されたりして、ややこしいはめになるでしょう。


Q.【胡蝶歩】の前提の〈ランニング〉は12レベルないとだめでしょうか?

A.はい。前提になる技能は12レベル以上にしてください。書き落としてますね。すいません。


Q.カルシファードブレードは両手で使っていると1ターンに2回受けれるみたいですが全力防御しているときは何回でも受けが使えていいのですか?

A.というつもりはあったのですが、書き落としてしまいましたね。ただ、ルールをつけくわえたくはないので、公式には追加しません。GMとプレイヤーの双方がこのQ&Aを読んでおられて、どちらもが望む場合にかぎり、そのように処理していただいてもかまいません。


Q1.P247のサスライの項にサムライからの反応に−1の修正を受けないとあるのですが、ではどんなひとびとがうけるのでしょうか?

Q2.(広義の)サムライは双子の月の特殊技能は学べるのでしょうか(サリカの看護とか、ガヤンの柔道とか)?

Q3.カルシファードブレードを片手で使っている場合、「受け」た時に非準備状態になりますか?

A1.すいません、書き落としていますね。一般の庶民や女性は、一般の武戦士からは軽蔑を受けているため、反応にマイナス1されてしまいます。なんらかの地位や特別な能力、評判を持っていればこのかぎりではありません。また、PCの武戦士は、ある程度の演技を求められますが、こういった偏見とは無縁である設定にしてもかまいません。度をすぎて公平を求めるようなら、武戦士仲間だけの「悪評」(悪い名声)になるかもしれません。

A2.入信者として5CP支払えば、学ぶことができます。呪文に対する態度などを参考にして判断してください。

A3.バランスの悪い武器とみなしますので、「受け」に使っても非準備状態になります(『ガープス・ベーシック完訳版』百四十頁サイドバー参照)。


Q1.刀技能についてなんですが、いつかのコンプRPGのリョウヤたちの解説では、難易度が難になってましたが、その他では並になっています。
Q2.同じく、カルシファードブレードは片手で使うと非準備状態になるとのことでしたが、ガープス・ルナルのカルシファードブレードに関する説明と、ガープス・マーシャルアーツの刀の説明は、私が今まで読んだ限り、そのようなことが書かれていません。
 ルナルにおける正解はどちらですか。

A.最終的に、「ルナル・完全版」で<カルシファード・ブレード>技能は「肉体/並」&片手では非準備状態になる、におちつきました。字数短縮のため、<刀>技能と表記している場合もありますが、これは「マーシャルアーツ」にある<刀>(日本刀)の技能とは、まったく別のものです。ご注意ください。


Q1.カルシファード・ブレード、いくら何でも有利すぎです。

Q2.カルシファードにはいくつくらい流派があるんですか?

A1.そんなことはありません。ライトプレートとシールドを持ち、ブロードソードを持った帝国騎士なら、武戦士と互角以上に戦えるはずです。スケイルメイルとスピアを持った歩兵が三人でとりかこむのでも、充分です。よほどの剛力でないかぎり、武戦士の鎧はヘビーレザーがいいところ。一撃を受け損ねたら、かなり危険です。受動防御もありません。両手用武器のもろさは、ブレードであれ同じことです。実際に戦ってもらえば、おわかりだと思います。

A2.百以上と言われています。すべてを設定するつもりなどありませんし、できません。それぞれのPCは(内実はともかく)、流派名くらいは自由に名乗っていただきたいですし。


Q.カルシファード・ブレードの強化受けは、マーシャルアーツのマンガ動作と同じでよいのですか? 達人の指導は取らなくてもよいのですか?/b>

A.はい。効果は同じです。カルシファード・ブレードについては「達人の指導」なしで「強化受け」を行なえます。受動防御がちがちの帝国騎士に対抗するには、そのくらいでないと話にならないもんで。


Q.以前このコーナーで「刀術使いの『特殊な背景』10CPには、カルシファード・ブレードの所持も含まれている」等とおっしゃっていたように思うのですが、それは所持金で買える範囲の装備とは別に、カルシファード・ブレードが入手できるという事なのでしょうか?

A.いいえ、所有が許可されるということです。初期の所持金は消費してください。それを、先祖伝来の刀と設定することには問題ありません。


[サリカ]


Q1.バトル・ファンやシールド・バトンを、両手にひとつずつ持ってる場合は、1ターンに2回、「受け」を行えますか?  また、バトル・ファン(開)をふたつ持ってる場合は、1ターンに2回、「止め」を行えますか?
 以上が可能な場合、1ターンの間に、敵の攻撃を「受け」て「受け」て「止め」る、といった行動は可能でしょうか?

Q2.小説版では、キクノが鷲扇を1本しか持ってないようですが、ゲーム的には両手持ちはアリですか(小説のイラストを見ると両手持ちしてるようですが)。
 また、両手持ちすることによって利点はありますか?
ダメージは1点くらい増えそうですケド。

A1.それぞれ「受け」「止め」は二回行なえます(……って前のQ&Aで、くどくど言い訳したあげく、そうしてましたよね、わたし?)。
 ですが、一つの武器で行なえるのは、「受け」か「止め」のどちらか一方です。後半の質問は不可能です。

A2.もともと両手で一本ずつのつもりだったのですが、このごろ、非力なキャラの場合、両手で一本を持って、片手持ちとは別の使い方をするという流派もあるかなと思えてきてまして(必要体力が1減るとか)。ルールが整理できたら、このページあたりで発表するやもしれません。
 でも、それができるまでは、両手で持っても片手と変わんないことにしといてください(攻撃のデータ等は同じですが、もちろん両手持ちなら止めや受けは一度しかできなかったりはするわけですが)。


Q.〈鷲扇〉の難易度は『易』なのですか。これだと普通の〈バトル・ファン〉に比べてかなり強いと思うのですが。

A.鷲扇はバトルファンが前提技能です。つまり、バトルファンを学んでいなければ、鷲扇は扱えません。そして、バトルファンを学んだものにとっては、鷲扇の扱いはたやすいのです。ちょっち、強引な理屈ですが。


Q1.〈鷲扇止め〉は、〈ファンブロック〉が無くなった為まるまる削除、と有りますが、つまり普通のバトルファンの場合も「バトルファン」だけで止めも出来るようになったんでしょうか?

Q2.カルシファードには鷲扇があるという事は、普通サイズのバトルファンはあまり一般的ではないのでしょうか?
 奉納の舞の時とかも鷲扇でしょうか?

A1.はい。防御も攻撃も同じ技能を基準に行なう形に改めました。

A2.いいえ。舞などには、通常サイズのバトル・ファンが使われます。


Q.ラージ・バトルファンでの止めには〈サリカの舞〉のボーナスは付きますか?

A.はい。『ガープス・ルナル・リプレイ 青嵐の島篇(上)』を参照してください。


Q1.『カルシファード・リプレイ(上)』P.272で、〈サリカの舞〉による鷲扇での「止め」に対するボーナスは1/5でよいのですか?

A.は……? ありゃぁ。間違ってます。8分の1です。すいません。


Q1.〈バトルファン〉は(肉体/難)でしたが,それより取り扱いが難しいと思われる〈鷲扇〉の習得難易度が低いのはなぜなのですか?

A.まったく扇の扱いを知らない人にとっては難しいものなのですが、基礎ができていれば応用で習得できます。それをあらわすため、こういう難易度にしました。


Q.ラージ・バトル・ファンの技能が二つに別れてます。元のバトル・ファンが一つになってるので〈ファンブロック〉は前提にできません。どうすればいいのでしょう?

A.もうしわけありません。最後のぎりぎりで〈ファン・ブロック〉の削除を決めたために、こちらを見落としてしまいました。〈鷲扇止め〉は削除してください。〈鷲扇〉の技能レベルの半分を目標値に、「止め」を行なうことができます。


Q.ルナル完全版に載ってるサリカ舞闘扇術に含まれている【すねうち】はその他の叩き系武器で、ある程度長さがあるもの例えばクォータースタッフ等でもやることができますか?

A.ルールとしては、鷲扇独自の動作です。他の武器ですねを狙っても、単なる部位狙い(足)ということになります。友野のルナルでは。
 ただし、GMがそれを望み、設定を作るのならば、他の武器にもこの格闘動作が行なえるルナル世界も存在するでしょう。


Q.ラージバトルファンは片手用ですか?両手用ですか? またラージバトルファンはサキモリの項にある「カルシファード風にアレンジされた武器」ですか?

A.片手用です。「アレンジされた武器」であると思っていただいてけっこうです。


[異種族]


Q.ビジュラに関する質問です。「炎の手」で灯した火は踊りつづけないと消えてしまうのでしょうか? 消えないとしたら、洞窟探索などではいろいろと便利ですよね。 もちろん、町中ではそのまま歩きまわったりは出来ないでしょうけど(笑)。

A.消えないと便利ですが、あいにく消えてしまいます。洞窟探検の場合は、やっぱりたいまつかランタンに火をうつしてくださいませ。


Q.ケラーグにカルシファードブレードを持たせたり、刀術を習得させても構わないでしょうか?(義経に武術を教えた天狗のイメージなのですが)

A.基本的には不許可です。やはりなんらかの特殊な背景(15CP程度)は必要でしょう。


質問は、僕(アドニィ・・・ケラーグ)についてですが、4年におよぶプレイの結果、僕は200CPになり、プレイもあとわずか1回を残すのみ(現在の長編シナリオのことで、まだするかも)となりましたが、ゲーム内での時間もそうとう進み十分大人になってしまいました。
そこで、ケラーグの大人のデータを作りたいのですが、

Q1.ケラーグ(壮年期)等のデータは出るのでしょうか?
Q2.ケラーグの大人でも例外的に森の外に出るものはいるのでしょうか?
Q3.その時特殊な背景に何CP使ったらよいでしょうか?
Q4.一体何歳で成人になるのでしょうか?

A1.現在、その予定はありません。ただし、肉体的には特に変化しないという設定で考えています。
A2.いません。
A3.という二つの答えは、「友野詳」のカルシファードでの話です。あなたが遊んでいるカルシファードに、そういったケラーグが存在してはいけないということではありません。自由に想像(創造)してください。
A4.ただ、まあ、友野設定でちょっとつけくわえておくとですね。
 ケラーグの成人は、別に法律で決まってるわけでも暦に従うわけでもありません。肉体的な年齢も問題にはなりません。彼自身が、自分が大人になったかどうかを、精神的な成熟度によって決めるんですね。
 大人になったケラーグは、自然と外界に興味を失います。冒険や遊びが色褪せて見え、これまでの友情がただの感傷でしかなかったと思いはじめた時、彼らは森に帰ります。そして他の成人したケラーグは、なんらかの手段でこの心理的変化を察知して、迎えに来るのですね。
 逆にいえば、そう思わなければいつまでも大人にはならないのです。
 ただし、たいていの場合、肉体年齢で、人間の三十代に匹敵する年齢になれば、心理状態にも確実に変化が起きるようです。ホルモンの関係とかあるのかもしれません(いや、ケラーグの生理機能にそういうとこがあるのかどうかはわかりませんが)。
 冒険が緊張に満ちて続いているうちは、そういった変化は延期されてもいいんじゃないかと思います。
 冒険の結末とともに、ケラーグの成長の日々も終わるのです。


 ケラーグは元素獣の召喚はできるのでしょうか? (シラハはやれないのかやらないのか? まあ、彼の性格だと後者の確率が高そうですけど)
 あともうひとつ、ケラーグにはエルファの氏族のようなものはあるのでしょうか?

A.元素獣の召喚は(ケラーグだけでなく、他の銀と緑の三種族も)行ないません。また、氏族もありません。彼らについての詳しいデータは、「ルナル完全版」で紹介されていますので、夏までお待ちください。
 ちなみに、シラハは、やれるとしたらどんどんこき使います。あいつはそーゆーやつですぜ、旦那。見た目ほど、人のいいやつじゃないんですよう。騙されないように気をつけてくださいね。


Q.先月のQ&Aで紹介されたケラーグのデータのCP総計が思いっきり違っているのですが(計算したら55CP)。寿命5倍で25CPは高すぎるし(「不老」ですら15CP・・・)、「義務感/自然」は−15CPじゃないんですか。

A.はい、いろいろ間違っています。そろそろ、あれこれデータを確定しなくてならないので、きちんと決めなおします(熊神どん太さんからも同様の指摘をいただいています)。


Q.ルナルのケラーグのデータを公表して頂けませんか?24cpとはわかっているのですが、内容が分からないのです。

A.コンプRPGの最終号を参照してくだ……え? もう手に入らない? そりゃ、そうか。では……。

ケラーグ(少年期)基本セット(24CP)
 体力−1、敏捷力+1、知力+1。(10CP)
 翼による飛行、ただし翼は地上では収容しておくことができる。鎧の値段は1割増しになる。(32CP)
 人間より寿命が長い、およそ三倍。(10CP)
 手足に鉤爪、素手戦闘のダメージにプラス2。(15CP)
 風霊系と幻覚・作成系、光・闇系に限定された魔法の素質3レベル。他の系統の呪文は覚えられない。他系統の前提条件呪文は無視して呪文を習得できる。(28CP)
 成人すると、森の奥に入って閉鎖的な文化に従わねばならない。(−10CP)
 自然の風を浴びないと生きていけない。一日ごとに必要。補給できないと一時間ごとに一点のダメージ(−15CP)。
 自然への義務感。(−15CP)
 好奇心2レベル。(−10CP)
 読み書きできない(−10CP)
 正直。(−5CP)
 大喰らい。(−5CP)
 ちょっといたずら好き。(−1CP)

 ま、この先変わるかもしれませんが、とりあえずということで。


2002年4月
Q.ビジュラの「炎の舞い」のことなのですが、この技能で炎を纏って戦うには3ターンの準備時間がいるわけですが、その間、ダメージボーナス無しのパンチやキックを放つ事はできるのでしょうか。それとも、炎を産み出すまでの準備時間は「集中」と同じような扱いをするのでしょうか。
 また、その3ターンの間に攻撃などを受けた場合は、普通に能動防御をしてもペナルティなどを受けないのでしょうか。
 お忙しいところ済みませんが、御回答よろしくお願いします。

A.えーとですな、解説の4行目から5行目にかけて「精神を集中して」と書いてありますので、それを参照しておくんなはれ。能動防御は「集中」している時の扱いですわ。


ビジュラの設定についてなのですが、

Q1.火霊系の『精霊作成』等の呪文は修得できるのでしょうか?

Q2.銀の月の元素獣は召喚できない……ですよね? 友人に却下の理由を聞いたのですが、「銀の月だったらいいんじゃないの?」と思えて仕方ないのです……。

Q3.『炎の舞』に格闘動作などはないのでしょうか?(取ってはいけない?)

Q4.『生殖には異種族の協力が不可欠』と書いてありますが、異種族との交配の後、生まれるのは決まってビジュラなのですか?
 それだと、ハーフが生まれないことになり、ビジュラのDNAがやたら強いということになりそうなのですが・・・(笑)
 以上、変な質問ですみませんが返答のほう、よろしくお願いします。

A1.わしは、ビジュラが使うてんの見たことあるで。もっとも、魔術師の使う火の精霊と同じもんなんかどうかは謎やけどな。姿はだいぶ違うとった。かというて元素獣というわけでもないようやったけどな。ま、効果は変わらんよって、ええやろ。

A2.残念ながら、でけへん。緑の月とともに信仰ている、ちゅうところがポイントやねん。その分、元素界とかからは遠ざかってるわけやね。ホンマのとこはわからんけど。
 普通では元素獣の召喚はでけへんけども、まれに、秘伝として伝えてる一座もあるらしいで。けど、これは初期作成では覚えられへん。GMはんと相談して、冒険の途中にそういう一座と出会うて、報酬として教えてもらう形をとらはったらどうやろか。

A3.アルリアナやガヤンにあるようなんは、ないみたいや。けど、噂では独自の格闘術を伝えてるところあるみたいやで。これもやっぱり、そういうのを知ってるビジュラを冒険の途中で見つけて、弟子入りするしかないなぁ。なんでも、ゆらゆら動く炎で敵を惑わしたりできるようなんとかがあるらしい。そのうち、機会を見つけて、わしが冒険の途中で見た格闘動作とかを報告でけたらええなぁとは思うんやけど。

A4.う〜ん、一つ訊いてよろしか? その『でーえぬえー』て、何? 子作りに関係あるみたいやけど、あ、いたたた、ニート、何つついとんねん。なんもいやらしい話はしてへん、ちゅうねん。
 ええと、子供やけど、基本的にはみなビジュラらしいで。けど、なんか魔法でこちゃこちゃすると、相手の種族の子供が生まれることもないではないそうや。
 さて、偉そうに言うてるけど、じつはわしら、まだカルシファードに渡る前やねん。エフィやアードと一緒に、ゼクスの草っぱらの中を駆けまわっとってな。なんで、そんなはめになってるかちゅうと……おっと、それは夏のお楽しみや。


Q.ビジュラの特徴「見栄っぱり」は、−10CPで地位レベル+1分の生活費上昇となっているのに対し、「強迫観念/浪費家」は生活費10%上昇で−5CP、40%上昇で−10CP、80%上昇で−15CPとなっています。
 「見栄っぱり」の生活費上昇率をもう少し減らしてもよいと思うのですが・・・。

A.「浪費家」の買ったものは後に残りませんが、「見栄っぱり」の買うものは後に残ります。……とゆーことでは……だめですか?


Q1.カルシファードでは、相手にビジュラであると気づかれた時点で違った反応があるとは思いますが、相手が気づかない場合、もしくはカルシファード国外では、容貌による反応判定の修正は男女どちらを適用するのでしょうか? 相手の印象によるのでしょうか?

Q2.ビジュラは国外に旅に出ることはありますか? 可能であれば、PCとして使用する際には、どの程度の「特殊な背景」が必要でしょうか?

Q3.ビジュラの<炎の舞い>の説明に、「とても幻想的な光景です。」とありますが、サリカ武闘扇術の【夢幻舞】のようなフェイントは出来ないのでしょうか?。

A1.はい。相手が、ビジュラを男性だと思ったか女性だと思ったかによります。

A2.旅に出ることはめったにありません。PCとして使えるか、特殊な背景がどのくらい必要かはおのおののGMが判断してください。

A3.今のところ設定はありません。ですが、GMとプレイヤーがお望みなら、「炎の舞い」に新たな格闘動作を設定してくださって、もちろんかまいませんです、はい。


Q.ボックの浮揚中の移動速度は移動力の半分でしょうか、それとも移動力そのままでしょうか?  基本セットには両方の記述があって混乱しています。

A.
 もうしわけありません。「通常の移動力のまま」が正解です。正誤表に追加しておきますので、参照してください。


Q.小説中に、カルシファードにパジャノイがいると書いていましたが(番外編で)、パジャノイとオレアノイは一緒なのでしょうか?
 カルシファードと大陸のほうで呼び方が違うだけでしょうか?

A.基本的には同じで、名前だけの違いらしいですわ。けど風習とか、見かけも微妙に違うらしいいう話もおます。これからの研究待ちいうとこやそうです。


Q.ルナルについての質問なんですが、ジャバノイ(小説の外伝とワールドガイドに登場)とオレアノイ(カルシファード青嵐記に登場)の違いを教えてください。

A.バジャノイとオレアノイの違いは、名前だけです。本来、オレアノイと呼ばれるはずが、どこかで間違って伝わったのですね……って、そりゃいいわけでほんとは友野のミスです。オレアノイは、ロシアの伝説に登場する水の精がもとねたです。バジャノイも、同じロシアの精霊なんですが、昆虫めいた森の精です。勘違いしたまま、進めてしまって、カルシファードを書く時に気がついて修正したというのが真相なのです。


Q.ウィザードやケラーグ、エルファなどはカルシファード刀術を習得できますか?

A.ふつうはできません。特殊な背景に10CPくらい使ってください。


[影タマット]


Q.最近、青嵐の島上・下巻購入しました。大陸に渡った抜け影を作るには特殊な背景にどれくらいCPを費やせばいいのでしょうか? また、大陸に渡った場合でも追っ手はくるのでしょうか?

A3.GMはんが決めたってください。どのくらい、そのキャンペーンで有利かが基準になります。大陸に渡っても、追っ手はきます。〈衆〉の規模とかによって、どのくらいの追っ手を送りこめるかは違いますやろ。出現頻度とかが変わることで、表現することができます。もちろん、追えないと設定してもかまいまへん。


Q1.長袖の服の腕に棒手裏剣や苦無を仕込んで、受動防御0防護点1(もうちょっと丈夫かな?)は、あり得るでしょうか?
 忍者が棒手裏剣や苦無を腕や脛当てに仕込んで簡易的な防具・隠し武器として使ってたという話を聞いたことがあるのですが。(隠蔽の判定に成功しないと簡単に見つかりそうですが)

Q2.棒手裏剣(苦無)は扱いは小型ナイフでしょうか? それともダガーでしょうか?
 また、マーシャルアーツで、手裏剣には最大致傷が無いとありますが、これは上記の武器を手裏剣として使うと、最大致傷の扱いがなくなり、最大致傷を越えてダメージを与えることが出来るのでしょうか?
 それとも、手裏剣として作られた物(苦無、八方手裏剣、戦輪など)のみが最大致傷がないだけで、ナイフなどを手裏剣として使う場合は最大致傷までしかダメージを与えられないのでしょうか。

Q3.鎖鎌の鎖で攻撃するとき「投げ」技能−3ぐらいで「鎖」技能の代用は出来ないでしょうか?

A1.まいど、タッタですわ。久しぶりのリプレイ出演で、かなりくたくたですけど、今回も答えさしてもらいまひょ。なかなか面白い工夫やね。もちろんGMはんと相談してもらわなあかんけど、部分鎧のルールを使うてはるんやったら、あってもええと思いまっせ。

A2.一般の世界では、どっちも小型ナイフにしといてください。そもそも、あるかどうかが問題やけど。
カルシファードの「投擲剣」の場合、棒でも星でも同じ「投擲剣」です。苦無については、GMの判断で大型ナイフとして扱うてもろてもよろしいで。けど、その場合、握りこんでの攻撃は無理ですやろな。
最大致傷がなくなるんは、もちろん「投擲剣」として作られたもんだけです。普通のナイフとかではあきまへん(……ちゅうことにしときますわ。影闘法の使い方次第ではわからへんけどね)。

A3.つまり、分銅を投げる場合でんな? カルシファード世界で、影タマットが使う時は、分銅にせよ鎌にせよ、〈投げ〉でも使えます(解説にある通り)。他の世界では、GMさんがそのルールを採用しはったら、可能です。


Q.ふと思ったのですが〈影闘法〉(でよかったスよね)の闇法なんスけど、盲目の影タマットが暗法で障害物(壁など)をよけることはできるんスか?
 無機物には気配がないっスから。

A.まいど、タッタやで。影タマットについては、まだまだ謎が多おますねん。音の反響とかで避けるんちゃいますか、やっぱり。『座頭市はちゃんとよけとったからええねん』て友野のおっちゃんは言うとったけど、それ誰や?
 まあ、普通は難しいやろから、こういう敵を相手にする時は障害物の多いとこへ逃げたらええんと違うかな。


Q1.影タマットの人がカルシファード以外に行くには何CP払えばいいですか?

Q2.影タマットの技能って全部『難』ですか?

A1.影タマットがカルシファードの外に出るんは、抜け影として逃げるか、任務でやろね。その理由をきちんと考えて、それをCP消費に反映させるとええんちゃうかな。影のことは、よその国では知られてへんさかい、それを有利やとGMが判断しはるんやったら、それなりに特殊な背景にCPを使うたらよろしいわ。

A2.それぞれの技能ごとに、難易度は書いてありまっしゃろ? 難もあれば至難もありまっさ。オリジナルを作らはる時は、それ以外もあってよろしいけど、慎重にね。


Q.影タマットの技能で、「火煙法」と「風操法」を組み合わせてできた粉塵爆破や「火煙法」と「隠身法」、「地行法」を 組み合わせてできた微塵隠れは独立した技能にしてもいいのですか(某漫画の影響より)。
この場合の難易度は粉塵爆破…「精神/至難」、微塵隠れ…「肉体/至難」となるのでしょうか。

A.そうではありません。影闘法の使い方をお読みください。作り上げた影術は、格闘動作と似た形で(消費するCPは違いますが)成長していきます。


Q.「カルシファード・リプレイ」に「山田先生や白土先生の作品を読んでいないと影タマットを使ってはいけない」という公式ルールがありましたが、昔「伊賀の影丸」を途中まで読んだ経験と、今現在「赤影」の「卍党編」までのLDを持っているというのでも、影タマ使っていいですか?(あ、「忍者キャプター」全話録画ってのもあった)
 という話は、おいといて(答えてくださると、それはそれで嬉しいですけど(^^;)。

 下巻巻末の影タマットの紹介に、虎爪衆の武器のデータ(表紙でリンちゃんが構えてる奴です)がなかったんですけど、あれはすでにどこかで紹介されているものなんでしょうか?
 紹介されているものなら、どこに載っているかを教えていただけると幸いです(「ガープス」は、「リンドリ」以外、全部持ってるはずなんで、教えていただければ調べられます)。
 もしも、未紹介ならば、データを教えてくださると嬉しいです。
 いや、表紙のリンちゃんが、あまりにもかっこいいので、気になってしまって(ただの武器マニアという説もあり)。

A.いいです。「闇の土鬼」でも可。「隠密剣士」でもいいですが「忍者部隊月光」はなし。ちなみに、このあいだJGCで、忍法帖を忍法帳と書いてたことを指摘していただきました。いやあ、お恥ずかしいかぎりです。
 それはさておき、リンちゃんが使っているあれは、『マーシャル・アーツ』にある忍者の武器「猫手」です。収録を忘れていたのはミスです。もうしわけない。


Q1.影タマットのタマット信者としての信者レベルはいくつですか?(ボーナス技能習得できる呪文特殊武器の値引きといった点で)
 地位はないも同然でしょうが100CPの影タマットだと、影闘法の前提技能の15レベルを達成するのにかなり苦労するのでボーナス技能だけでもあると助かるのですが

Q2.影タマットの〈水潜法〉の解説で移動力が通常の半分まで上昇しとあったのですが、意味がピンとこないのですが。
 a)通常のの後に陸上での移動力のをつける。
 b)上昇は減少の間違いである。
 c)その他
 のどれでしょう。

A1.これは失礼しました。書き落としていますね。
 すべて平信者です。ただし、上位の影タマットは表(裏)のタマットの入信者や神官といった位階も持っていて不思議はありません。もっとも、その場合は信者レベルを購入するためのCPが別途必要になります。

A2.通常の水泳は、移動力が〈水泳〉技能の十分の一です(完訳版百二十三頁)。この技能を使うと、通常の(陸上における)移動力の半分になります。なので、a)が正解ということになります。


Q1.影タマットの特異体質の一つ「筋肉鎧」のダメージ減少はどのように扱うのでしょうか?
 今回は「武神降臨」と同じように、「切り・刺し」のダメージボーナスがでた後で減少を行いましたが、リプレイ集を読んでいると、ダメージボーナスがでる前に減少を行うのかと思いましたので。
 ちなみに、やはり影タマット以外には「筋肉鎧」の取得は不可でしょうか?

Q2.〈衆〉が壊滅(首領や幹部が全滅)した影タマットはどのような行動をとるものでしょうか? 次回にやるとき、仲間の一人がそのような設定のキャラを作りたいといってましたので・・・

Q3.固い人(防護点が3点以上ある)が、同じような者や固い物を素手で殴った場合は、拳を痛める危険性はないのでしょうか?

A1.リプレイの時は、ルールを間違えてます(読み直して、今、気がついた)。まいど、大雑把なマスタリングですいません。「筋肉鎧」は、『武神降臨』に準拠しております。
 基本的には影のみですが、GMとプレイヤーが望むなら、素手格闘の達人にも修得可能なことにしてもかまいません。

A2.その衆の掟にもよりますが、通常は、壊滅させた相手になんらかの形で復讐しようとするでしょう。横山光輝の短編に、全滅させられた伊賀の生き残りが、毎夜、光秀のもとに忍びこみ、夢枕で信長の悪口を言い続けて、ついには反逆させるちゅうのがありましたな。
 商人なら破産させたり旗将なら幕僚府への反逆をもくろませるなど、一人でも可能な復讐の手段をもくろみます。「執念」や「誓い」としてCPを獲得できるでしょう。キャンペーンによっては、通常の40CPの制限外として認めてもかまいません(GMが指示した場合のみでプレイヤーから求めることはできません)。
 もちろん、そういったしがらみから解放された影が存在していけないわけはありませんが。

A3.友野的には、生来の防護点があるなら、(少なくともそれより低い)防護点のあるものを殴っても傷つくことはないとしていいと思います。


Q1.影タマットの武具法にはボクシング技能は含まれますか?

Q2.また、修得できる格闘動作ですが、「ガ−プスルナル完全版」には「信仰」なんて項目は在りません。具体的にどれなら良いのですか? カルシファードの物でも前提が〈ランニング〉の物などは良いのでしょうか? 素手での戦闘技能の場合、〈見切り〉技能の様に前提を変えて修得できますか?

Q3.小説晩のアクヒメの様に、<鉄指>を切りダメージにするには何CP程掛かりますか? 叩きダメージじゃ魚はさばけないと思います。て言うか<鉄指>弱すぎ。
 <鉄の手>を基盤にしているのは分かるんですが、25cpかけて0、5キロ300リアンの登攀用の爪と同レベルではちょっとどーかと思います。

Q4.〈蹴爪〉の手用は無いんですか? 挿し絵でリンがつけてるやつです。つけてるだけで、使ってる所無かった様な気がしますけど(笑)

Q5.影タマットの「立場」について、下の場合CP等はどうなりますか? また、それによって出てくる〈誓い〉等のマイナスも特徴のマイナス40CPの制限に入れなくていいんでしょうか。
 1)滅んだ〈衆〉の生き残り。「誓い/衆の再興、復讐」等がつくでしょう
 2)抜け影、ただし〈衆〉は滅んだ(もしくは滅ぼした)後。刺客の登場頻度は0に等しくなるでしょう。
 3)抜け影in大陸(笑)。カルシファードを出ちまえば刺客もそうそう来れんでしょう。

A1.どこかの衆が、ボクシングに相当する格闘術を編みだしていたとしても不思議はないでしょう。
 昔、『風神の門』(司馬遼太郎の原作だが内容はかけはなれている)のドラマ(NHKの水曜時代劇版)にボクシングを使う忍者が出てきましたなあ。東南アジア出身という設定で。あれは、TVドラマとしては非常にユニーク(かつ合理的)な忍者(忍術)の扱いで面白いのですが、いかんせん今は見る手段がありません。そのビデオが残っていないそうで、大変残念であります。

A2.目次に『ルナルの信仰』と書いてあるのですが。

A3.蹴爪は、身体検査されれば見つかりますが、鉄の指は見つかりません。とりあげられることもありません。影タマットをPCとして使うキャンペーンを行なうなら、身に寸鉄も帯びず潜入する、といったシチュエーションのシナリオを遊んでいただきたいと、友野は思っております。そういった前提があってこその有効さでありますので、そんなの遊ばないとおっしゃるさいは、適当にCPを操作してくださいまし。切りタイプなども、ご随意に設定してくださいませ。

A4.あります。『マーシャルアーツ』の猫手のデータを使ってください。あれはあれで強いんですが。

A5.設定がどうあろうが、CPを稼いでいるなら刺客はやってきますし、刺客がやってこないならCPは稼げません。抜けていてもすでに衆が壊滅しているなら稼げるCPは0です。どこまで逃げても、CPを稼いでいるなら刺客はやってきます。


Q1.影闘法は二つ以上組み合わせないと使えないのですか?

Q2.【逆手握り】では受けは2回できるのですか?

Q3.特殊武器の伸縮槍、風切丸、鎖つき武器、微塵は両手で使うのですか、片手ですか?

Q4.千本で受けは通常どおり可能ですか?

A1.能動的に術を使う場合、術を創造する場合はそうです。ただし、GMが認めるなら同じ闘法で二回判定してもかまいません。また、それぞれの闘法で説明されている使い方や、なんらかの受動的な判定の場合は、該当する一つの影闘法で判定するだけでもかまいません。

A2.はい、二回できます。

A3.すいません、書き落としていますね。伸縮槍は両手用です。ただし、片手でも仕えます。その場合、ダメージはマイナス1されます。風切丸は両手を使って扱います。鎖つき武器は、一方の手で武器の柄を、もう片方で鎖を掴んで使います。微塵は片手で持ちますが、もう一方の手も開けておかねばなりません。そうでないと、使用後は非準備状態になってしまいますし、三回攻撃はできません。

A4.千本での「受け」は、基本的にはできません。GMが望むなら、可能だとしてもかまいませんが、ナイフのようにマイナス1くらいのペナルティは受けるでしょう。


Q1.外法鬼作成ルールで、『八素』を選択する際に、同じ紋章を選択することができますが、「同じ『八素』を二つ選択したときの紋章」と「違う『八素』一つずつ選択したときの紋章」に、見た目でそれとわかる違いはあるのでしょうか?

Q2.十二形象で「無機物・植物」を選択し、形状を武器にした場合、必要体力や致傷力は元にした武器に準じるのですか?

Q3.形状を防具にした場合、防具として機能するのでしょうか? その場合、外法鬼の追加防護点や追加受動防御は有効ですか?

Q4.前記の場合、外法使い本人が装備していれば重さは0kgで良いのですか? 防具の場合、相当に有利になるように思えますが。

A1.もちろんわかりまっせ。八素で同じもんを二つ選んだら、同じ紋章が二つ並びます。別々のを選んだらそれぞれの紋章が一つずつですよってな。

A2.致傷力はその通りだす。必要体力は「なし」になります。技能も、その武器の技能で扱うてください。

A3.へえ、防具型にもなれます。受動防御や防護点も効果があります。データにあわせた形の防具になるCPが必要なことにしておくんなはれ。

A4.重さなしでよろしいおまっせ。防護点や受動防御には、それなりのCPを費やしてるんで、そない有利ということもおませんやろ。異種族の、生来の防護点とか並みには有利ですけども。どうしても気になりはるんやったら、必要なCPを変化さしたり、防具型には余分なCPが必要いうことにもできまっけどね。


Q.外法使いの<外法>は呪文除去で取り除けるようですが。では、マナが「無」の場所では使えないのでしょうか? 忍術(影闘法)はマナが無しでも使えますよね?

A.外法は、マナがまったくないと使えません(もっとも、どの月の波動をもとにしているのでもないはずですが)。影闘法は大丈夫です(でも、魔法的な効果のものは、やっぱり無理な気もします)。