グランド×クロスThe Detonation
▼はじめに
少しフライングだがGX-Dの発売を記念して一足速くGX-Dの速報をあげたいと思う。
ただし、まださほど読み込んでいるわけではないので一部不適な表現が混じっている可能性があることを注意してほしい。
GX-DにはN◎VA-Dのエラッタや質疑応答が追加されたが、そのあたりの情報については「FEARオンライン」でもダウンロードできるためそちらを参照してほしい
なお、表紙のイラストはロゴが少し変わっているもののR版と変わりない。
▼目次
・エニグマ(追加特技)
・マイナスナンバー(スタイル)
・パーソナリティーズ(人物)
・ニューロエイジ(国家)
・メガプレックス(都市)
・オガニゼーションズ(組織)
・アウトフィッツ(装備)
▼エニグマ
エニグマンサーの皆さん、お待ちかね。ついにDにおいてもエニグマが追加された。
エニグマの変更点・特徴は以下の通りだ。
<分心>の対象は「自身」
<分心>は1シーン1回しか判定できない
エニグマは60経験点で装備と技能を取得する、無条件取得は無い
エニグマの生身は[魔剣]であるが、装備が全て[魔剣]ではなくなった
エニグマはサイバーウェアを装備できるようになった
エニグマ専用特技が無くなった、その代わりに組み合わせ:<分心>の特技が多数追加された
組み合わせ:<分心>の特技を用いて、エニグマを武器として扱うことが出来るようになった
エニグマとのダメージの共有に関して特に変更は無い
エニグマ専用特技が術者用特技となったので、今までに比べると特技スロットを若干圧迫するが、その分表現力が上がり、またデータ的にも裁定もやりやすくなったと言える。
▼マイナスナンバー
R時代は使いにくく、本当に慣れているPL用だったマイナスナンバーは全般的にかなり使いやすくなった。
とはいえ、それはデータ的なものにおいての見で社会的に利用しにくいのはあいも変わらずであるためにその使用に注意が必要なのは前と変わらない。
ではスタイルごとに見ていこう。
ヒルコ:
タロットの人物は不明、構図は森の中に一人たたずむ両足をサイバー化して片手が獣化している青年。
神業の効果は変更なし、上手く使った条件はコピーした神業と同じであることが明記された。
全体的に戦闘力が強化されている傾向にある。肉体戦系の特技が多いが奥義となった「※獣の気」は肉体戦・精神戦問わずに強力である。
戦闘系特技以外では変態が消失、代わりに同族というトループ召喚特技が追加されている。以降ヒルコであることを擬態したいならば<マトリクス複写>に頼ることになるだろう。
アラシ:
タロットの人物は不明、側面から見た構図の顔の上半分をゴーグルに覆われ全身をコードにつながれているパイロット。個人的推測からは女性のように見える。
神業の効果はヴィークルに乗っていなくてもトループを壊滅させれるようになり、また建物を破壊できるようになった。反面、ゲストにはダメージを与えられなくなっている。他にも≪脱出≫の打消しにも使用できるようになり、上手く使った条件も「障害を排除した」なのでかなり使いやすくなったといえるだろう。
特技的には対電脳戦を意識したものが追加され、そう簡単にニューロに自身のヴィークルを奪われたり破壊されないようになっている。あとは対ヴィークル戦を意識したものが大半だが、通常の対人戦でも使える特技も存在している。
全体的にカゼとの差別化がかなり進んでいるだろう。
カゲムシャ:
タロットの人物はDに掲載されたものと同じ。
神業の効果はこのテキストのみを読めばR時代のものへと戻った様に感じる。もしかしたら書きもらしかもしれないがDの時とは効果が変わっている。上手く使った条件にさほど変化は無い。
以前は代替判定ペナルティが多く使いにくかった特技類は、代替判定系の特技が減り強化の傾向がある。
例えば奥義の<※パントマイム>は宣言すると、以降任意の他スタイルの特技(奥義を除く)として扱うというかなり強力なものだ。またタタラの模倣と同じ効果を持つ<ミミクリー>も追加されカゲムシャの汎用性は大幅に上昇した。
残りは全般的に昔から残っているものが大半だが、カゲムシャ的な判定の達成値を強化するものが多く基本的に使い易いものがそろっている。
アヤカシ:
タロットの人物はおそらくアルドラ=ドルファン女大公。髑髏の山に腰掛ける気だるげな少女と、その後ろに浮かぶ血染めの翼が生えた大きな髑髏という構図である。
神業の効果は自動[退場]ではなく望んだ場合のみダメージの治療と同時に[退場]という効果に変わり、上手く使った効果も最後まで生存していたらというかなり使いやすくなった。
今回のアヤカシは特技の幅が広がり高い汎用性を持っている。
リサーチ関係では例えばコネの達成値を上昇させる<旧き友人>、<共感>とほぼ同じ効果の<リーディング>、<都市伝説>は<名声>と同じ効果へと変更された。
戦闘系では<自我>の達成値を上昇させる<永生者>、相手へ与えたダメージ以下の自身ダメージを除去する<吸精>などが追加された。<邪眼>や<畏怖>等の過去から存在する特技も残っている。
そして特筆すべきは血脈の量である。
今までの「獣」「龍」「妖精」「鬼」「人形」「夜」「魔器」「悪魔」の8種類に加えて、「巨人」「化生」「死者」「天使」「神族」の5種が追加されかなり幅広く網羅できるようになった。
▼パーソナリティーズ
今回GX-Dで追加されたパーソナリティーズは以下の名。
全体としてみればそこそこの人数だが、まだ他の都市を主体で遊ぶには若干数が足りないように感じるのだが……まぁその分投降などの介在する余地もあると言うことか。
北米:
“黙示録の竜”ケント・ブルース ♂ 45? Ayakashi
Karisma●◎ Exek
「なかなかいい異名だろう?私も気に入っているんだよ」
北米大統領。強硬派で他国からは侵略主義・覇権主義的な政策に対する危機感が高まっているが、国民からの支持は厚い。
その正体は数千年を生きる龍の一族である。
網島 摩美 ♀ 26 Manikin Kuro-Maku● Tokie◎
「泣き言いうな!そんな画像でお客は満足しない。もっと接近して!」
北米国籍を持つマリオネットと契約を結ぶ野心家のエディター。
軌道:
“シャドウキャスター”御門
一青 ♂ 25 Ayakashi● Vasara Hilander◎
「鬼がいるのは昔話の中だけだと思わないことだ」
千早の会計監査を担う監査法人ミカドの社長。
“艦長”鉄 大和 ♂ 62 Arashi● Karisma Inu◎
「心配するな、必ず送り届けてやる。本艦をぶつけてもな!」
日本軌道海兵隊に所属する強襲揚陸艦“極光”の艦長。
放浪:
“青の魔術士”占いじじい ♂ 189? Mayakashi=Mayakashi=Mayakashi●◎
「はてさて、わしがマーリンと呼ばれていた頃は……」
生ける伝説とも言われる凄腕の魔術士。現在は弟子を探して全世界放浪の旅に出ているという。
HEAVEN:
“黒眼鏡の”ジミー楊 ♂ 46 Tatara=Tatara● Legger◎
「ふん、妙なところで会うな。昔の誼だ。何かあったら訪ねてこい」
日系の三合会、悟功の副香主。海外のビジネスを一手に任さ、龍淵堂を不在にすることも多くなった。
M○●N:
マダムM○●N ♀ 51 Mistress● Kuro-Maku◎ Neuro
「皆様の奮戦を期待しています。幸運を」
M○●N傭部隊の代表。アイコン説は根強いが傭兵部隊からの信頼は厚い。
天津和世 ♂ 22 Hiruko Tatara● Hilander◎
「見たまえ。生命の神秘という言葉がぴったりだと思わないか?」
“天下った”BIOS社長。マッドサイエンティストで、究極の生命体を目指してヒルコ製作にいそしむ奇人。
“還ってきた女”篠原 郁 ♀ 17 Manikin Exek●
Hilander◎
「見通しが甘いわ。やりなおして……ふう、終わった。帰ろうっと」
千早重工M○●N支社社長。
SSS3に登場した「実は人格カードである」という情報が明かされた。
“マスター”多田 良蔵 ♂ 52 Tatara Mistress◎
Kuro-Maku●
「ありますよ、貴方向きの仕事がね。その前に、一杯どうです?」
新ファーサイドにあるバーのマスター。裏では裏社会屈指の情報屋兼フィクサーでもある。
“妖月姫”張 麗華 ♀ 22 Karisma● Manikin Legger◎
「フフフ、怯えているの?大丈夫、優しくしてあげるから」
M○●N三合会を仕切る大班。淫蕩で血を好む気質は相変わらず。
ピジョン・ブラッド ♀ 29 Hiruko◎ Katana Chakra●
「……ケンカするヒト、嫌い。みんななかよく……ね?」
地下ヒルコ街のリーダーであるヒルコの女性。平和主義者。
秋留流の使い手で、コネ:一色達彦4レベルなどから察するに秋留
希世美ではないかと推測される。
オーギュスト ハイマン ♂ 34 Tatara● Karisma◎ Legger
「人類が原始に帰る時がきた。同志諸君、緑を護れ!文明を破壊せよ!」
過激派自然崇拝団体“プリミティブ・アーシアン”のリーダー。
牙王 ♂ 33 Chakra=Chakra● Inu◎
「もう何も恐れはしない……決して退かない……」
M○●Nブラックハウンド隊長。ワーカーホリックは未だ治らず。
ST☆R:
“時の旅人”御門 忍 ♀ 28 Vasara◎ Mayakashi=Mayakashi●
「運命は変えられる。“絶望”なんて、人間には不要のモノよ」
放浪の民、“白き狼”の族長。奈落堕ちを予知しその被害を抑えた。
“精霊の申し子”ウェインカラクル ♂ 20 Mayakashi=Mayakashi=Mayakashi●◎
「万物は手をとりあえる。一緒に歩いていける。私は、そう信じています」
クリルタイを統括する五大民族の一つ“歌の民”の族長。“青の魔術師”により秘奥義を伝授されたという。
来須 誠司 ♂ 44 Exek◎ Mayakashi=Mayakashi●
「大丈夫です。我が社は、必ずや貴方の魂の平穏をお守りします」
KRKの社長。奈落堕ちで大きな被害を出したが、それに負けることなく精力的に活動している。
“黒き女豹”ジャンヌ・デファンス・ヴェイユ ♀ 26 Vasara
Mistress● Inu◎
「目標の封滅が貴様の任務だ。周囲への被害など考えるな、腰抜けが!」
対アストラル事件用特務警察“ナイトブレイド”の隊長。
クセの強い隊員たちを鋼鉄の規律でまとめあげている。
マラク ♂ 6000+? Ayakashi=Ayakashi●◎ Hilander
「やあ、それは魅力的な提案だ。本当に愉快なことを思いつくなあ、君は」
ST☆R地下に巣食うアヤカシを支配するデーモンロードの一人。
各宗の聖典に記される“裁きの大洪水”以前から生き続ける“最古参のアヤカシ”を自称する魔王。
“混沌の巫女”レインボー・コヨーテ ♀ 17? Ayakashi●
Mayakashi◎ Neuro
「もっと意識を解放するのよ。人の殻など捨ててしまえばいいわ」
妖夢街を中心に出没するニューロティックシャーマン。
困っている者の前に現れ、有用な助言を無償で行うが、その助言は同時に破滅へと向かわせる罠でもあると言う。
“槍”カイル ♂ 29 Vasara◎ Katana● Chakra
「聖母を敬え。貴様の汚れた魂でも、救ってくださるお方だ!」
元聖母殿の腕利き祓魔師、通称“アヤカシの天敵”。
聖母殿を抜け浄化派へと走った裏切り者を異端とし粛清している。
“夜の剣”クロイツェル ♂ ? Ayakashi●◎ Mistress Kage
「笑止。水月を斬ってこその一人前よ。その程度で吠えるでないわ」
アヤカシを喰らう“同族殺し”の永生者。
▼ニューロエイジ
北米連合:
大統領のパーソナリティーが公開されたことにより大統領にスポットが浴びせられている。
徐々に安定しつつある気候や、強固な企業体勢、そして辣腕家の大統領などと言った要因から北米は徐々に国力を盛り返している。
サイバネティクスのG.C.I.、軍事のトライアンフ、ウェブのテラウェアといった企業の発展から北米の経済にもたらした影響は大きい。
北米第一の都市、積層要塞都市ニューフォートはN◎VAに続く第二の世界経済中心地と言われている。
・追加都市
積層都市ニューフォート、享楽都市ラス・ヴェガス
ロシア連邦:
全体的に目新しいところは無いものの、これまで以上に詳細な紹介が載っている。
ゴエルロ間での信頼関係を気づけていないために国力的にはかなり厳しい部分があり、犯罪結社の台頭を許している。
・追加都市
モスクワゴエルロ
ヴィルヌーヴ:
こちらも特に真新しい項目は無い。
ほぼ唯一の大企業であったルテチアがテラウェアに買収されたこともあり、企業関係ではほぼ総崩れと言った感じになっている。
・追加都市
華の都、ヴィルヌーヴ・ルテチア
夏:
夏では一つ大きな変化が訪れた。二代目皇帝が崩御し、代変わりが行われたのだ。新しく皇帝の座に突いたのは“黄
紫星”、そうSSS3で海賊をひきいて登場したあの青年である。
彼は同時に三合会の大香主の一人として名を連ねており、三合会の傀儡であった夏政府の体制に変化が見られ始めている。
・追加都市
ホンコンHEAVEN、リューキュー
ミトラス:
対反日テロ用にケルビムを買収したという。
・追加都市
ミトラスE△EM
その他:
この他にもオーストラリア、中南米、東南アジアの簡単な紹介が掲載されている。また、旧アフリカ領も“トレジャーハンター”の項目で補完されている。
・追加都市
天界都市キャンベラAXYZ、海賊都市ゴーストEYEランド
▼メガプレックス
オーサカM○●N:
大きなところではテンペランスが完全に陥落した。
警察機構もさじを投げ、現在は完全に無法地帯と化したテンペランスだが大津波よって追い立てられた人々、傭兵やジプシー、ヒルコやひとやま当てようという山師までが集まっている。犯罪件数は多いが、雑多な人種が集まりある種異様な熱気があふれている場所とも言える。
テンペランス地下にはヒルコたちが潜む「地下ヒルコ街」が構築されている。
カムイST☆R:
ST☆Rの中央区で大地震が発生し、クリルタイ建国記念公園の大部分が陥没した。
地震の人的被害自体は御門忍の予知により最小限に抑えられたものの、その後に起こった“奈落堕ち”と呼ばれる怪事はST☆Rに大きな被害を出した。
突如としてアヤカシが大量発生し、一般市民にもアヤカシ化、もしくはバサラ能力やマヤカシ能力に目覚めたものの力を制御できずに暴走したものも多かったという。
電脳もこの影響を受け電脳精霊が発生し、自我を持たないはずのプログラムが自我を持つという怪異も報告されている。
そしてこの奈落堕ちから一月、カムイST☆Rは人外のものが大手を振って闊歩する世界唯一の心霊都市と化した。
アヤカシが激増したカムイST☆Rだが依然数では人間が多く、アヤカシも人間に対して大々的に牙を向けることはないためにその治安体勢事態はさほど悪化していない。
しかしアヤカシという母集団の数が増えたがゆえに、暴走するアヤカシの数が増えたことも事実である。そのため各企業が出資しあい対アストラル用の警察機構“ナイトブレイド”が組織された。
▼オガニゼーションズ
三合会:
カーライルシンジケートと並ぶ世界最大の世界規模の犯罪組織、三合会。今回もこの三合会にもかなりに紙面が割かれている。
基本的なところは変わらないが、新たにに大香主の座についた“黄
紫星”の動向について若干書かれている。
細かいところでは36系列、72組織という組織表記から36の大香主、72の香主という香主表記に直されている。
聖母殿:
ついに聖母殿が1つのオガニゼーションとして独立して紹介された。
Dの扉小説において、浄化派にも聖母殿所属のキャラクターが多いような記述があったがその解答がここに記されている。このオーガニゼーションによって真教内部の今まで不透明だった浄化派との軋轢の詳細が明かされ、真教内部の抗争をネタにしやすくなったといえる。
トライアンフ:
あのウォーカー産業の雄、トライアンフもGXDで紹介されている。おそらくは北米の企業攻勢の一環として紹介されているものと思われる。
M∵C∵A:
最近は浄化派にお株を奪われている感のあるM∵C∵Aも扱いこそ小さいながらも掲載されている。
まぁ、浄化派の狙いはN◎VAであるわけだからこのチョイスは納得だが……1/4ページで紹介されているためにかなりその紹介は端折られている。
ケルビム:
世界規模のアクトを扱うGXDでは、さすがに国際警察機構は外せないのだろう。国際警察、ケルビムも扱いが小さいながらも掲載されている。
オーガニゼーション紹介では掲載されていないが、ミトラスに買い取られ本部も移転する計画が立ち上がっているらしい。
バウンティハンター協会:
ケルビムと同じく、国境を越えて活動できるバウンティハンター協会も紹介されている。もっともGX時代ほどの詳細なデータはなく扱いも小さいのだが(苦笑)
MID:
北米連合の諜報組織。どうやら北米連合の悪役はカーライルに任せっぱなしという訳ではないようだ。
オーサカM○●N商工会議所:
オーサカM○●Nを語る際にこの組織なしにには語れないだろう。
大分その発言力は減じたとはいえ、まだまだ大きな影響力を持っている。
M○●N傭兵部隊:
商工会議所と並んで、むしろPLにとってはそれ以上に馴染み深いM○●N重要オガニゼーションであるM○●N傭兵部隊。
大自然との終わり無き戦いに、士気の低下が問題となっている。
BIOS:
社長であったはずの天津昴一郎が、全然関係ないところで死んでしまったBIOS。大半は今までの通りだが、今回は新社長就任に関する事態がちょこちょこと書かれている。
プリミティブ・アーシアン:
今回初掲載となる過激派自然保護団体。津波こそを天啓とし、文明破壊のためにテロを行うテロ集団。
その主張ゆえに装備を非文明系の装備で固めようとした結果、生物兵器や生体ウォーカー(何だそれはっ!)で頑張っている。
スワロウ・ルースト:
地下ヒルコ街の設立にあわせて紹介された、ヒルコ街の自治組織。
秋川会:
M○●Nの裏社会を三合会と二分する広域犯罪組織、秋川会ももちろん紹介されている。
一色組のN◎VA撤退に端を発した動乱の真っ最中で、なかなかH◎Tなことになっている。
歌の民:
今回もST☆Rの5大民族の代表として、もっとも他国に友好的な意識を持つ歌の民は掲載されている。
開放主義を唱え、徐々にその機運が高まっていたが奈落堕ちにより歌の民の発言力は低下しているという。
白き狼:
いままでST☆Rでもっともキャストに対して関係が深かった(であろう)組織、白き狼ももちろん掲載されている。
奈落堕ちが起こっても、こちらは特に大きな変化は無い。
KRK:
正式名称“来栖危機代行会社”、アストラル事件の多いST☆Rならではのアストラル専門の警備保障会社。
これまた長いつきあいのオーガニゼーションの一つだが、奈落堕ちで本社ビルが倒壊し社長の来栖も重傷を負うという不幸に見舞われた。
しかしそれ以外では顧客社員ともに被害がほとんど無く、その練度の高さを見せつけ社の信頼を高めている。
ナイトブレイド:
アヤカシの絶対量が増えたことにより、アヤカシ達による事件の発生も激増した。そういった対アヤカシのための警察機構、それがナイトブレイドである。
最初は各企業から集めたバサラやマヤカシで構成されていたが、人手が足りずに一般公募で人員を強化した結果一癖二癖ある隊員たちが多いという。
魔会:
今まで歴史の影に潜んでいたアヤカシ達も奈落堕ちを契機に表舞台へ姿を現した。
そのアヤカシ達をまとめる機関こそ、各魔王により管理されている魔会である。
もっとも大半の魔王たちは手続きを面倒に感じており、大半の事項では議長権限で議長の貨車が決定する場合がほとんどだという。
バーブチカ:
奈落堕ちの混乱に乗じる様にロシアから1つの犯罪組織がやってきた。その組織の名前はバーブチカ、ロシア語で蝶を意味するロシアンマフィアである。
奈落堕ちで増えたアヤカシに対して他の組織よりも先んじてビジネスを行い、結果的にカーライルシンジケートに告ぐST☆R第二の犯罪組織としての地位を築いた。
“ツヴィトーク”と呼ばれる幼い頃から戦闘技術を叩き込まれた少年少女達の戦闘部隊を飼っており、カーライルシンジケートからの実力行使を押さえ込んでいる。
▼アウトフィッツ
全169点のアウトフィットが追加された。内訳は以下の通り
武器 | 46 | 白兵武器 | 14 |
射撃武器 | 11 | ||
武器OP | 5 | ||
搭載兵器 | 11 | ||
兵器OP | 5 | ||
防具 | 8 | ボディアーマー | 8 |
サイバーウェア | 1 | ニューラルウェア | 8 |
アーティフィシャルボディ | 11 | ||
生体装備 | 8 | 変異器官 | 8 |
トロン | 8 | ソフトウェア | 8 |
ヴィークル | 22 | 地上車両 | 5 |
航空機 | 2 | ||
船舶 | 5 | ||
宇宙船 | 5 | ||
ウォーカー | 5 | ||
住居 | 9 | 住居 | 9 |
その他 | 49 | ツール | 2 |
サイコ・アプリケーション | 5 | ||
ドラッグ | 8 | ||
マジックアイテム | 8 | ||
エキストラ | 2 | ||
ライフパス | 2 | ||
ファッション | 11 | ||
コスメティック | 11 |
概念としてはスタイル制限、所有者制限(常備化しているもののみにしか使えない)という概念が追加されている。小さなところではファッションなども復活している。
ジネティックインプラントは生体装備として復活、ヒルコ専用とカテゴライズされた。
具体的な装備の内訳では「アウトレイジ」「緑の盾」「スクリーマー」「アンブロシア」「すごい服」などRおなじみの業物も多数再録されている。もっとも、データ的にはR時代ほどの傍若無人さはなくほど良いバランスだと思う。
復活したものの中で僕が最も目を引かれたのはアーコロジー、1000点という驚異的数字も変わらずだ。
もっともGX-Dでは他にも超巨大宇宙戦艦(3000点)、コロニー(1200点)というふざけた業物も追加されていたりする。Ohニューロ!
Gray Room>N◎VA>OOR
※トーキョーN◎VA the Detonationはファー・イースト・アミューズメント・リサーチとゲームフィールドの著作物です。このページはこれらの著作権を侵害するものではないことをあらかじめ書き添えておきます。