トーキョーN◎VA The Detonation FAQ&エラッタ

Gray RoomN◎VAOOR

※このFAQの著作権はファー・イースト・アミューズメント・リサーチとゲームフィールドに帰属します。

本文中の表記について
 本正誤表では、技能のスートを次の様に表記します。
r=スペード R=塗りつぶしたスペード
p=クラブ P=塗りつぶしたクラブ
l=ハート L=塗りつぶしたハート
m=クラブ M=塗りつぶしたダイヤ

例:〈白兵〉1rpLm 〈白兵〉1レベル、ハートが選択されている

(C)2003 FarEast Amusement Research Co.,ltd.
(C)2003 Koji
(C)2003 ENTERBRAIN,INC.


・トーキョーN◎VA The Detonation FAQ(04年04月19日版)

●コアシステム
Q:トランプのジョーカーの枚数は何枚入れればいいのでしょうか?
A:使用したトランプにより変化するでしょうが、通常の場合、1デッキにつき2枚です。『N◎VA−D』では、トランプ2デッキを併用することを推奨していますので、合計4枚ということになります。

Q:カット進行中の制御判定はプロットを消費しますか?
A:しません。手札から行なって下さい。

Q:エラッタおよびFAQで、既に作成したキャストが役立たずになってしまった場合、作り直しても良いですか?
A:該当する特技や装備の分だけを一旦払い戻し、別の特技や装備に消費するのがよいでしょう。詳しくは、成長に立ち会ったRLと相談して下さい。

●ニューロエイジ
Q:Xランクのキャラクターに対して、ルール的なペナルティ(イエロー以上のセキュリティエリアに登場できないなど)がありますか?
A:Xランクのキャラクターが、それだけで登場にペナルティを受けることはありません。ただし、アクト中に公共施設を利用する場合、グリーン以上のエリアで食事をしたり施設に入る場合、RLはIDの提示(偽造IDを購入する〈売買〉判定、もしくは使用する〈電脳〉判定)を要求しても構いません。

●成長ルール
Q:スタイルチェンジは、変えるスタイル1枚につき10点の経験点が必要なのですか?
A:はい、その通りです。フェイト、カタナ=カタナというキャストがフェイト、カタナ、カブトワリになったなら10点、フェイト、カブトワリ=カブトワリになったなら20点の経験点を消費します。

Q:封印した特技は成長させられますか?
A:いいえ、封印した特技を成長させることはできません。

Q:経験点のみで入手可能な装備は、経験点を消費した瞬間に、入手と常備化が同時に行なわれるのでしょうか?
A:はい。その通りです。

●キャストの作成
▼メイクアップ
Q:メイクアップでの作成時に、初期取得制限の3レベルを超えてしまったのですが、よいのでしょうか?
A:はい。メイクアップ時に、技能が4レベル以上になっても構いません。

▼無条件取得装備
Q:“IANUS”を取得しないという選択はできますか?
A:“ウェット”を取得しない限り、かならず取得しなくてはなりません。

●判定
▼エキストラの判定
Q:エキストラが、[〈白兵〉10]などの、固定値の技能でキャストやゲストを対象にした場合、制御値は有効ですか?
A:はい。推奨スート(〈白兵〉ならば【生命】)の制御値を目標値として下さい。

●経験点
Q:プレイヤーがふたりだった場合、RLが得る経験点は[プレイヤーの得た経験点÷2」でいいのですか?
A:はい。プレイヤーがふたり以下の場合、人数で割って下さい。より多くの経験点がもらえるように計算してください。

Q:ミストレスの神業《ファイト!》で、神業による経験点が4点以上になった場合、プレイヤーへの経験点が14点以上、RLへの経験点が25点を超えてもよいですか?
A:構いません。

Q:プレイヤーが5人以上の場合、RLへの経験点が25点を超えてもいいですか?
A:構いません。

●成長
Q:奥義の取得は、スタイルの特技制限に関係しますか? つまり、スタイル1枚で2つの特技を取得しており、さらに奥義を取得する場合、25×3=75点の経験点を消費しますか?
A:いいえ。25点を支払う奥義の取得は特技の取得制限に関係しないとします。スタイル3枚の場合は、通常の特技と同じように扱ってください。取得制限を超えた奥義も15点で取得できます。

●戦闘
Q:P122の「攻撃と防御」チャートの「Bリアクションの確認」とは何を確認するのですか?
A:RLがリアクションが行なえるキャラクターが誰かを確認します。プレイヤーは、ベースアクションが行われてから、リアクションを行なうかどうかを決定することになります。

Q:物理攻撃のオプション「隙狙い」は、[受け値]もマイナスしてダメージを出すことができますか?
A:はい。できます。

Q:エキストラは「戦闘に参加できない」そうですが、それはシーンに登場できないということですか?
A:いいえ、登場はできます。ただし、アクションや判定などをすることはありません。固定値で表わされた技能については、リアクションとなるもの(〈運動〉〈自我〉など)のみ使用できます。

▼バッドステータス
Q:対象の装備はいくつ同時に[捕縛]できるのでしょうか? つまり、対象の装備を[捕縛]後、解除せずに他の装備をさらに捕縛できるのでしょうか?
A:武器の形状などから、RLが判断してください。基本的には、ひとつの武器で[捕縛]できる武器はひとつとします。

Q:“生身”を[捕縛]された場合、残った手や足での攻撃は可能ですか?
A:いいえ、できません。

Q:[捕縛]を治癒せず、[捕縛]された武器を捨てて、新しい武器を準備することは可能ですか?
A:はい、可能です。手に持ったものをただ捨てるならオートアクション、きちんとしまうならマイナーアクションとなり、さらに新しい武器を準備するために、通常はマイナーアクションを使用することになります。

●シチュエーションルール
▼社会戦
Q:社会戦シーンでは、社会戦に参加したキャストのみが登場したことになるのですか? また、参加しなかった場合、舞台裏判定は行なえますか?
A:社会戦シーンでは、すべてのキャストが登場しているとします。したがって、舞台裏判定は発生しません。

Q:トループに社会ダメージを与えた場合、どうなりますか?
A:社会戦ダメージチャートを参照し、適用して下さい。RLが望むらなら[抹殺]は即座に適用してもかまいません。

▼イントロン
Q:イントロン中に、タップやプログラム以外の装備の効果を受けることができますか?
A:基本的には可能です。ただしタイプDやディクショナリー、アーマーなどは効果を受けてよいでしょうが、白兵武器や銃器は使用できません。RLが判断して下さい。

Q:デジタルアクションの定義がよくわかりません。
A:基本的にはニューロの特技のことです。ただし、電子ロックの開錠やDAKからのデータ抜き出しなど、〈電脳〉で行なう判定はデジタルアクションとして考えます。

Q:デジタルアクションの対象となるものを教えて下さい。
A:キャラクターすべて、【電制】を持つ装備すべてです。ただし、アストラルの[意識体]とその装備、“ウェット”のキャラクター、はデジタルアクションの対象となりません。

Q:“ウェット”を取得したキャラクターは、デジタルアクションを行なえますか?
A:行なえません。

Q:他人に対するデジタルアクションにリアクションを行なえますか?
A:あなたがイントロンしていており、かつデジタルアクションが〈電脳〉でリアクション可能なものなら、行なえます。

Q:ウェブの[意識体]の持つ装備を、現実世界から〈知覚〉で知ることはできますか?
A:はい、できます。隠匿レートを持たない装備なら、判定をするまでもなく発見できます。なお、ウェブの[意識体]はタップを身につけているものと考えます。

Q:シーンに登場しているキャラクターが、イントロンした場合、肉体はどうなりますか?
A:キャラクターは、[意識体]としてシーンに登場します。肉体は、あらゆる行動のできない無防備な状態となり、物理攻撃の対象となります。

Q:イントロンしていない状態で、ソフトウェアを使用することはできますか?
A:できません。ソフトウェアを使用したり、効果を受けることができるのはイントロン時のみです。

Q:舞台裏判定の際、イントロンしてよいですか?
A:本来、イントロンとはウェブの[意識体]で登場することを指しますが、舞台裏でもタップは使用できますし、イントロンしているとして舞台裏判定を行なうのは可能であるとします。

●ルーラールール

Q:[携帯判定]の際、[隠:−]のものはどのように目標値を計算したらよいですか?
A:[隠:−]のものは、隠匿レートが0であるとして携帯判定を行なってください。

●神業
Q:《不可知》で行なった行動がメジャーアクションに相当するものであった場合、マイナーアクションは行なえますか?
A:行なえるものとします。

Q:《プリーズ!》は、既に使用済みの神業でも使用させることができますか?
A:はい、できます。その後、通常通りに《プリーズ!》が使用済みとなります。これは未使用の神業を使用させた場合も同じです。

Q:キャストが死亡していても([完全死亡][精神崩壊]していても)、神業は使用できますか?
A:《黄泉還り》《霧散》、それに類する効果の神業は使用できます。それ以外についてはRL判断となりますが、基本的に使用できないとするのがよいでしょう。
 神業はいつでも使用できるため、その際には「死ぬ前に神業を打つ」タイミングがあるとします。

Q:《死の舞踏》や《とどめの一撃》で受けたダメージの結果、バッドステータスが発生した場合、その効果は回復しないのですか?
A:通常通り回復します。これは《神の御言葉》による精神ダメージでも動揺です。

Q:《不可知》で攻撃を行なった場合、[タイミング:ダメージ適用の直後]の特技は使用できますか?
A:P122のチャートの「H攻撃の終了」までが《不可知》の効果となります。したがって[タイミング:ダメージ適用の直後]では特技は使用できません。
 これは〈カバーリング〉や〈バックアップメモリー〉といった防御用の特技の他、〈乾坤一擲〉や〈血脈:神族〉といった特技でも同様です。ただし、カゲ自身が判定するものはその例外とします。

●特技
Q:〈カース〉や〈シャッターチャンス〉といった達成値を下げる特技で制御判定を成功させたり、あるいは〈血脈:天使の一族〉で制御判定を失敗させることができますか?
A:いいえ。制御判定に影響を及ぼすのは、「制御判定を成功/失敗させる」とある特技のみです。したがって、〈魔女の叫び〉などでも制御判定を失敗させることはできません。

Q:〈羅刹〉や〈自動防御〉などの特技でプロットを追加する場合、手札から行なうのですか?
A:そうです。追加で4枚以上プロットする場合は、一度手札を補充し、その枚数にしてプロットしてください。いずれにせよ、プロットが終了したなら手札を補充し、再び4枚にします。

▼タイミング
Q:[タイミング:セットアップ]の特技を使用するのは、プロットをした後ですか、前ですか?
A:プロットを行なった後です。

Q:セットアップやクリンナップなど、[タイミング:メジャー]以外の特技は、一回のタイミングで何回判定が行なえますか?
A:ひとつのタイミングに判定が行なえるのは1回です。複数の特技を使用したい場合は組み合わせて判定して下さい。

Q:「ダメージ算出の直後」と「ダメージ適用の直前」では、どちらが先ですか?
A:「ダメージ算出の直後」です。ダメージの算出は(当たり前ですが)ダメージの適用より前に行なわれるからです。『TND』P122を参照してください。

Q:[タイミング:舞台裏判定]の特技には、[タイミング:メジャー]の特技を組み合わせることができますか? 例えばフェイトの〈事情通〉などは舞台裏判定で使えてもいいと思うのですが。
A:情報収集や装備の入手を行なう特技は組み合わせ可能です。その他のものについてはRLが許可すれば組み合わせてもよいとします。

▼トループ
Q:カット進行中に、トループを呼ぶ特技を使用した場合、どのタイミングでプロットしますか?
A:トループを呼び出した場合、次のカットのセットアッププロセスの登場判定を行なうタイミングに登場します。

▼組み合わせ
Q:技能の組み合わせで同じ一般技能を複数回組み合わせることはできるでしょうか? たとえば、〈運動〉+〈白兵〉+〈運動〉でヒット&アウェイを実行することはできますか?
A:同じ一般技能を複数回組み合わせることはできません。

Q:「技能:なし」の、特技だけを組み合わせた場合、組み合わせの上限はどのようになりますか?
A:[もっとも高い特技のレベル+1]個が上限となります。

Q:[組み合わせ:単独]の特技に、[組み合わせ:なし]の特技を組み合わせてもよいですか?
A:いいえ、できません。[組み合わせ:単独]の特技は、他の技能と組み合わせることができません。技能とは一般技能・特技の総称です。

Q:[対決:不可]の特技を、そうでない特技と組み合わせた場合、対決可能になってしまうのですか?
A:いいえ、なりません。そういった特技の解説には「組み合わせた●●に対し、対象はリアクションを行なえない」とあるはずです。

Q:組み合わせた場合の射程は武器のものを優先するようですが、〈カマイタチ〉や〈距離外射撃〉が無意味になりませんか?
A:いいえ。解説中に「延長する」とあるものは、解説の記述を優先します。

Q:〈白兵〉の達成値を上昇させるために、〈交渉〉+〈誘惑〉や〈隠密〉+〈影化〉などを組み合わせてもよいですか?
A:構いません。その場合〈交渉〉で「相手をたぶらかす/気を逸らす」、〈隠密〉で「太刀筋を隠す」など、演出的な効果と、〈誘惑〉〈影化〉による達成値上昇の効果を得られます。
 もちろん、組み合わせには多様なバリエーションが発生しうるため、ここでそのすべてについて解説することはできませんが、
・プレイヤーが「何が起こっているのか」説明できること
・ルール的(タイミングや組み合わせ制限など)に問題がないこと
 の2点を満たしている場合、RLはできるだけ、組み合わせを認めるようにしてください。我々はお互いのアイデアを尊重し合うことで、『TND』がより楽しいゲームになると考えています。

Q:リアクションで、[避け]を行なう〈運動〉に〈交渉〉+〈誘惑〉や〈隠密〉+〈影化〉を組み合わせて達成値を上げてもよいですか?
A:はい。その場合、上のFAQも参考にして下さい。

Q:相手が〈白兵〉+〈知覚〉+〈シャープアイ〉で「物理攻撃の達成値を上げる」と宣言した場合、それに〈隠密〉のみで対決できますか?
A:はい。ベースアクションに組み合わせた技能に対応したリアクションを行なえます。
 〈知覚〉なら〈隠密〉、〈社会〉なら〈社会〉と、対決に使用できる技能はRLが判断します。対決できる技能が浮かばない場合(〈製作〉など)は、同じ技能での対決を認めることにするとよいでしょう。

Q:〈運動〉+〈白兵〉に、〈飛行〉等の移動を行なう特技を組み合わせた場合、一回のメジャーアクションで二回の移動(ヒット・アンド・アウェイ)ができますか?
A:できません。移動は一回です。

Q:〈爆破工作〉〈守護天使〉などの、特技自体にダメージ攻撃力が存在するいるものと、〈白兵〉〈射撃〉などを組み合わせると、距離や攻撃力はどうなりますか?
A:たとえば斬魔刀を使用した〈白兵〉と〈爆破工作〉を組み合わせた場合、[攻撃力:爆+10]か[斬+4]になり、射程は武器のものが優先されるので至近になります。
 その上で、〈修羅〉や〈鉄拳〉を組み合わせてダメージを追加することができます。
 本来、銃と刀など、ふたつの武器で同時に攻撃することはできません(ダメージが一種類しか発生しないため)が、特技によるものは組み合わせてよいとします。

Q:〈自我〉+〈畏怖〉+〈交渉〉+〈ゲシュタルト崩壊〉を組み合わせて、精神ダメージに差分値の2倍を加えることはできますか?
A:できます。精神攻撃は、元になる技能が違っていても、ダメージ増加の効果を合計して構いません。

Q:物理攻撃に対するリアクションで、[受け]と[避け]を組み合わせて両方の効果を受けられますか? たとえば範囲攻撃に対して〈白兵〉+〈八面六臂〉+〈運動〉+〈空蝉〉でリアクションし、エンゲージ全体を防御しながら追加行動をする、などです。
A:可能です。

Q:[対象:範囲]の特技と、[対象:装備ひとつ]の特技を組み合わせた場合の対象はどうなりますか?
A:『TND』P89のルールにしたがって、どちらかを選んでください。ちなみに、「装備ひとつを[故障]させる」といった効果を[対象:範囲]にしても、対象がキャラクターになってしまうので効果を表わしません。


Q:〈女神の抱擁〉や〈血脈:人形の一族〉などの、“制御判定が失敗した時”に成功させる特技と、〈悪魔のささやき〉などの“制御判定が成功した時”に失敗させる特技を互いに使用し合った場合、アクションランクが尽きるまで判定し続けることが可能ですか?
A:いいえ。一回の制御判定に対し、例にあるような、制御判定に介入するような特技を使用できるのは、ひとりのキャラクターにつき一回までとします。


Q:特技のうち、プロットを消費するものと消費しないものとを組み合わせた場合、プロットは消費しますか?
A:消費します。

▼目標値
Q:購入レートの左側の数字がない装備(“剣”など)を対象に、[目標値:購入レート]の特技は使用できますか?
A:いいえ、できません。

▼対決
Q:「[対決:不可]のアクションにリアクションできる」とある特技は、〈呼吸〉などの、リアクションでの攻撃にもリアクションが可能なのですか?
A:はい、可能です。

▼効果時間
Q:効果時間中に同じ特技を使用した場合、効果は重複するのか?
A:効果は重複しません。

▼プロット消費
Q:クグツの〈マルチワーク〉など、「使用に判定は必要ない」とある特技は、プロットを消費しますか?
A:いいえ、判定を行なわない特技は、[タイミング:メジャー]である場合を除き、プロットを消費しません。

Q:ベースアクション以外で、プロットしたカードを消費するもの(バサラ〈障壁〉チャクラ〈乾坤一擲〉など)や、追加でカードを消費するもの(カゲ〈完全奇襲〉)は、[リアクション宣言]したカードを消費して使用できますか?
A:はい、できます。[リアクション宣言]したカードは、ベースアクションに使用できないものと考えてください。

Q:〈乾坤一擲〉と〈咆哮〉を組み合わせた場合、プロットは何枚消費しますか?
A:一枚です。〈乾坤一擲〉と〈咆哮〉は組み合わせて判定し、[判定に使用したカードの数字×2]点をダメージに追加します。

▼ヒルコ
Q:〈マトリクス複写〉は、判定を行なわなくても他の生物に変装できるのでしょうか?
A:はい、〈マトリクス複写〉〈人化〉などの特技は特に判定は行なわなくても変装(変形)が可能であるとします。

▼アラシ
Q:〈スクランブル〉で、登場するヴィークルの搭載兵器に関しては、携帯判定は別に行なわなくてはならないのでしょうか?
A:オプションスロットに搭載している兵器に関しては携帯判定を行なわなくてもかまいません。それ以外、例えば、同乗者が存在している場合の同乗者の持つ武器やアラシのキャラクターの持つ武器などに関しては、別に携帯判定を行なってください。

Q:〈パペットモード〉で電制のないヴィークルを使用できますか?
A:電制のあるヴィークルのみとします。

▼カゲムシャ
Q:〈写し技〉で代用した技能に特技を組み合わせることはできますか? 〈写し技〉で〈白兵〉を代用して、〈修羅〉を組み合わせるなどです。
A:できません。

▼アヤカシ
Q:〈魔器の一族〉であるアヤカシが[破壊]され、[完全死亡]となった際に、《霧散》を使用して、[完全死亡]を回復したら[破壊]も回復するのでしょうか?
A:回復するものとします。これは《黄泉還り》や[故障]による[仮死]などでも同様です。

Q:〈龍の一族〉で取得した〈元力〉は、バサラの特技と同じものであるとして、扱ってもよいのでしょうか?
A:はい。かまいません。よって、呪爆符によって達成値が上昇しますし、ディヴァイン・タトゥによってダメージが減少します。

Q:〈血脈:魔器の一族〉で魔器にヴィークルを選んだ場合、自身への攻撃を回避する技能は〈運動〉ですか? 〈操縦〉ですか?
A:どちらでも構いません。

Q:〈血脈:魔器の一族〉で魔器にヴィークルを選んだ場合、魔器自身は搭乗人数に数えますか?
A:いいえ、数えません。

Q:〈血脈:魔器の一族〉で、使い捨ての装備を魔器に指定し、使用した場合どうなりますか?
A:使用後に[完全死亡]します。《霧散》を使用すればもう一度使えます。


Q:〈血脈:魔器の一族〉が、魔器の携帯判定に失敗した場合、どうなりますか?
A:シーンから退場してください。なお、〈人化〉や〈ドッペルゲンガー〉〈マトリクス複写〉などの特技を取得している場合、携帯判定の必要はありません。

Q:〈血脈:魔器の一族〉の、「魔器を使用した判定」とはどのようなものですか?
A:その装備を使用する一般的な判定と考えています。以下に例を挙げます。
白兵武器:〈白兵〉
射撃武器:〈射撃〉
ヴィークル:〈操縦〉
防具:〈運動〉
タップ:〈電脳〉
 もちろん、ヴィークルの魔器が〈ライドファイト〉を使用した場合の〈白兵〉などは〈血脈:魔器の一族〉組み合わせることができます。最終的にはRLが判断して下さい。

Q:ヴィークルを魔器に指定した〈血脈:魔器の一族〉が物理攻撃を受けた場合、ダメージはヴィークルダメージですか? 肉体ダメージですか?
A:ヴィークルダメージとします。

Q:〈血脈:悪魔の一族〉〈血脈:天使の一族〉を使用した際に受けるダメージは、[ダメージ軽減技能]で軽減できますか?
A:はい、できます。これらのダメージの処理は「ダメージの算出」から始まると考えてください。


Q:〈血脈:人形の一族(魔性)〉でドラッグホルダを指定した場合、持っている限りのドラッグをオートアクションで使用できますか?
A:いいえ。〈血脈:人形の一族(魔性)〉で指定した装備をオートアクションで使用できるのは、1カットに1回とします。ドラッグホルダとスラッシャーを指定したなら、1カット中に、それぞれを1回ずつ使用することができます。正誤表も合わせて参照してください。

▼カブキ
Q:〈大逆転〉は何度でも判定が可能なのですか?
A:いいえ、一度の判定につき1回だけです。

Q:〈BGMチェンジ〉を社会戦シーンで使用した場合、処理はどうなりますか?
A:社会戦シーンで能動的に行なえるのは社会攻撃のみです。[組み合わせ:単独]である〈BGMチェンジ〉を使用することは基本的にできません。
 《不可知》などで使用した場合、終了させてもよいですし、状態をそのままに、〈コネ〉〈社会〉の使用回数をリセットして続けても構いません。

▼バサラ
Q:〈力学〉に対して〈白兵〉を組み合わせてリアクションすると、[受け]を行なえますか?
A:いいえ、〈力学〉単体の攻撃に対して[受け]は行なえません。「対決:」の項目に〈白兵〉がないからです。

Q:これまでのバージョンとは異なり、バサラはみずからの系統の元力からもダメージを受けるのでしょうか?
A:受けるようになりました。

Q:複数の〈元力〉を組み合わせた場合、〈元力(共通)〉のレベルはひとつを採用ですか? それとも合計するのでしょうか?
A:〈元力(共通)〉は、それぞれの〈元力〉に付随するデータであると考えて下さい。つまり、〈元力:火炎(正)〉3レベルと〈元力:火炎(負)〉2レベルを組み合わせたとしたら、まず基本のダメージが[刺+2]、さらに〈元力(共通)〉の効果「組み合わせた肉体ダメージに[レベル]点追加する」を適用して+3と+2、つまり合計で[刺+7]になります。

Q:“ウェット”のバサラが〈変化〉でIANUSを作って埋めた場合、デジタルアクションの対象になりますか?
A:“ウェット”を装備したキャラクターはサイバーウェアを装備できません。したがって、〈変化〉で作って装備することもできません。

Q:〈変化〉で作った装備は[魔剣]ですか?
A:はい、そうです。

▼タタラ
Q:〈合成〉で、購入レートが存在する装備と存在しない装備を合成する場合の目標値はどうなりますか?
A:購入レートが存在する装備と存在しない装備は合成できません。〈合成〉の対象となるのは、購入できる装備のみとします。

Q:奥義の特技に対して、〈模倣〉は使用できますか?
A:使用できません。

Q:〈模倣〉でコピーした特技の効果で、その技能のレベルを必要とする場合、レベルは〈模倣〉のものを使用すればよいのでしょうか?
A:〈模倣〉の対象となった特技と〈模倣〉のレベルの低い方を採用してください。これは、〈模倣〉した技能の効果として、技能のレベルが数字として必要である場合です。判定に使用できるスートは、〈模倣〉のものを使用してください。

Q:〈超スピード作業〉を組み合わせた治療行為は、1シーンに複数回行なってよいですか?
A:はい、構いません。

Q:〈模倣〉によって、1アクトに1回などの制限がある特技を毎シーン使用できますか?
A:〈模倣〉で使用した回数をカウントしてください。1アクトに1回ならば2回以上〈模倣〉しても意味がありませんし、[レベル]回ならば〈模倣〉とコピーした技能のレベルを比べ、低い方の[レベル]回行なえるわけです。

Q:〈模倣〉した〈直属部署〉などで呼んだトループは、シーンが変わって〈模倣〉の効果が消えるとどうなりますか?
A:いなくなります。

▼ミストレス
Q:〈ジャンヌダルク〉〈盾の乙女〉〈母性本能〉などは、自身に使用できますか?
A:できません。それぞれ「仲間の〜」「他人に〜」などと書かれていることに注目してください。

▼カブト

Q:〈鬼の爪〉や〈霞斬り〉を組み合わせた軽減不可のダメージを〈カバーリング〉した際、〈金剛〉でダメージを軽減できますか?
A:いいえ、できません。〈カバーリング〉しても、〈鬼の爪〉などの効果は引き続き有効とします。

▼マネキン
Q:〈人使い〉で組み合わせる〈コネ〉は、対象の〈コネ〉ですか?
A:はい、そうです。また、複数の〈コネ〉を組み合わせても対象が増えるわけではありませんが、〈タイムマジック〉などと組み合わせ拡大した際も、〈コネ〉を組み合わせた対象のみに効果を表わします。

▼クロマク
Q:〈根回し〉で組み合わせる〈コネ〉は、交渉相手の〈コネ〉ですか? それとも第三者の〈コネ〉でしょうか。
A:基本的には交渉相手(や調べる対象)の〈コネ〉ですが、適切な演出が行なえて、RLが許可すればその限りではありません。

▼カタナ
Q:〈二天一流〉による追加の物理攻撃の際、マイナーアクションも追加で行なうことができますか?
A:できます。「追加の物理攻撃」はメジャーアクションとして考えてください。これは〈二刀流〉や、カブトワリの〈禅銃〉でも同じです。

Q:〈二刀流〉と〈二天一流〉を組み合わせた場合、何回の物理攻撃が行なえますか?
A:単純に合計します。〈二刀流〉は準備している武器の数だけ、〈二天一流〉は[レベル]回です。〈二天一流〉での追加攻撃はプロットを消費しません。
 これは、カブトワリの〈黒羽の矢〉〈禅銃〉でも同じです。

▼カゲ
Q:〈分身〉で作り出した分身が、さらに〈分身〉を使用したり、装備や特技でアクションランクを増やすことはできますか?
A:いずれもできないものとします。〈分身〉のアクションランクは増加しません。

Q:〈分身〉は《天変地異》で死亡しますか?
A:〈分身〉はキャストとして扱います。従って《天変地異》でダメージを受けることはありません。

▼チャクラ
Q:〈呼吸〉は[対決:不可]の物理攻撃に対しても使用できますか?
A:はい、可能です。〈呼吸〉はリアクションではありません。

Q:〈刃乗り〉による[捕縛]を自分で解除して移動することはできませんか?
A:〈刃乗り〉を行なった本人が解除する場合、オートアクションで可能だとします。[捕縛]は治癒され、本人は移動が可能になります。

▼カブトワリ
Q:〈インターセプト〉は〈射撃〉による攻撃など、通常は[受け]を行なえない攻撃を[受け]られますか?
A:いいえ、できません。〈ディフレクション〉などを組み合わせる必要があります。

Q:〈インターセプト〉を使用する際、フルオート射撃でダメージ修正を上昇させることはできませんか?
A:本来想定されていませんが、できるとします。その場合、フルオートで[対象:範囲]になる効果は無視して、ダメージ修正の上昇だけ適用します。また、弾数は[達成値]×[オート係数]だけ消費します。

Q:〈ガンフー〉でフルオート射撃を行なった場合、ダメージ修正の上昇と対象はどうなりますか?
A:ダメージ修正は[元の値×2]+[オート係数]になります。射程は至近になり、対象は『TND』P89のルール通り、単体か範囲を選びます。範囲の場合、自身も巻き込みます。

▼ハイランダー
Q:《封印記憶:修羅》と自身の〈修羅〉を組み合わせたら差分値2倍になりますか?
A:《封印記憶》で選択した特技は、元の特技と同じように扱います。ですから、その組み合わせは同じ特技を2回組み合わせていることになり、不可能です。

▼マヤカシ
Q:〈憑依〉した場合、対象が身につけている装備も利用できますか?
A:手持ち武器などは利用できます。ただし、サイバーウェアやサイコ・アプリケーションなど、体内に存在するものは利用できません。詳細はRLが決定して下さい。

Q:〈延長〉を使用してエニグマを離れた場所に登場させた場合、マヤカシが移動したら、エニグマも移動するのでしょうか?
A:〈延長〉は登場時の場所が変更される特技です。移動は別個に行なってください。

Q:〈霊刃〉や〈霊弾〉を組み合わせて呼び出したエニグマは、〈斬裁剣〉や〈ブレークダウン〉などで壊れますか?
A:いいえ。エニグマは装備ではないので、それらの効果を受けません。ただし、エニグマのスタイルがアヤカシで、〈血脈:魔器の一族〉を取得している場合は、魔器のルールに従います。

Q:意識体が〈実体化〉した場合、サイバーウェアは装備していることになりますか?
A:はい。以後は通常に登場しているのと変わらない扱いになりますから、サイバーウェアなど体に埋め込んでいるものは持っています。手に持って持ち運ぶものなどは、[魔剣]として所持していたならば実体化します。
 曖昧な状況ならばRLが判断してください。

Q:エニグマは[魔剣]ですか?
A:はい。術によって作り出されたものなので[魔剣]になります。〈霊刃〉〈霊盾〉なども同様です。

Q:〈霊弾〉を組み合わせて召喚されたエニグマは、斬魔刀や生身の攻撃も射程が延長されるのですか?
A:すべての物理攻撃が+1段階されます。斬魔刀であれば[射:至近〜近]となるわけです。

Q:〈伝心〉はアストラルの意識体であった場合、現実世界に使用できないのですか?
A:できます。意識体は現実世界に対して〈交渉〉できますから、〈交渉〉を組み合わせた〈幻覚〉〈伝心〉は問題なく使用できます。

▼トーキー
Q:〈壁に耳あり〉の目標値は結局、いくつになるのですか?
A:情報収集のための判定の目標値と同じになります。

▼ニューロ
Q:〈WiM〉を組み合わせることで“ウェット”の対象にデジタルアクションを行なえますか?
A:行なえません。

Q:〈WiM〉を使用して、【電制】のないアイテムを〈クラッシュ〉したり〈ドミネート〉できますか?
A:いいえ、できません。

Q:〈フリップ・フロップ〉は「イントロン中にしか使用できない特技や装備(タップ、ソフトウェアなど)の効果も受けることができる」とありますが、〈フリップ・フロップ〉を組み合わせた判定の以外でも、オートアクションで使用するプログラムなどの効果は受けられるのでしょうか。
A:はい、できます。〈フリップ・フロップ〉を所持していれば、“DFオウガ”や“ブラッドカバー”の効果を受けることができます。同時に、デジタルアクションの効果を受けるようになります。

Q:対象のIANUSを〈ドミネート〉すると、盗聴できますか?
A:できません。盗聴する場合は、対象の“ラピッド・イヤー”を〈ドミネート〉してください。

Q:〈サポート〉や〈ポルターガイスト〉も、“ウェット”のキャラクターは対象にできないのですか?
A:はい、その通りです。ウェットの場合、直接対象に侵入できない他、ウェブ経由での認識が困難であるためだと考えて下さい。

Q:意識体は物理攻撃を行なえませんが、〈ドミネート〉で銃を乗っ取った場合などは可能ですか?
A:はい。〈ドミネート〉や〈パワーサージ〉を使用すれば、ウェブの意識体は物理攻撃を行なうことができます。

Q:〈ヴィジョナリー〉で登場した時に、ドロイドやエキストラが[故障][破壊]された場合はどうなりますか?
A:退場します。

●技能
Q:カリスマのメイクアップパックなどにある〈社会:真教〉は、〈業界社会〉ですか、〈団体社会〉ですか?
A:〈団体社会〉です。

●装備
Q:購入レートの左側の数字(〈売買〉の目標値)が「−」となっている装備は、どうやって入手するのですか?
A:[常備化]のための経験点(購入レートの右側の数字)を支払うことで、RLが許可すればいつでも入手することができます。

Q:“スリーアクション”で追加したマイナーアクションで、〈マルチワーク〉などのマイナーアクションを増やす特技を複数回使用できますか?
A:できません。特に記述のない限り、同じ名称の特技や装備の修正は重複しないからです。

Q:“スリーアクション”や特技で増えたマイナーアクションを使用して、“ドラッグ・ホルダ”を複数回使用できますか?
A:はい、可能です。

Q:“ティルヴィング”で〈カバーリング〉した場合、ダメージは使用者が受けるのでしょうか?
A:“ティルヴィング”は独立したキャラクターではなく、効果としては使用者の判定できる回数がひとつ増えているものと考えてください。よって“ティルヴィング”が〈カバーリング〉するという状況は発生しません。

Q:剣やハードワイヤードなど、「アクションランクが常に3」の装備をつけた状態で、タイプDや〈縮地〉などを後から使用するとどうなりますか?
A:より高いアクションランクを採用してください。「他の装備や特技の効果と重複しない」とは、合計されるわけではない、という意味です。

Q:[部位;任意]の装備は、[部位:タップ]や[部位:ヴィークル]にオプションとして付けられますか?
A:いいえ、できません。[部位:任意]は、「いくつでも装備できる」という性質を持った独立した部位であると考えて下さい。また、基本的にはキャラクターに(肉体に)装備するものです。


Q:購入レートと常備化経験点の間には、特定の計算式がありますか?
A:基本的には[購入レート÷5]としていますが、ファッション・コスメティック等、例外も存在します。個別の装備の記述に従ってください。


Q:ディクショナリで判定できる一般技能には、〈社会〉〈製作〉〈芸術〉などの固有名詞技能も含まれますか?
A:はい、含まれます。ただし、〈社会:日本〉のように、あまりに特殊であるとRLが判断したものに関しては、使用できないとして構いません。

▼サイバーウェア
Q:“ドラッグホルダ”にドラッグを補充するために行動は必要ないのですか?
A:はい。所持しているドラッグはすべて“ドラッグ・ホルダ”に入っていると考えます。また、新たなドラッグをホルダに入れるためのはオートアクションです。

Q:“ゴーストプロテクト”で、IANUSの【電制】も上がりますか?
A:はい。[キャラクターの制御値+3]になります。

Q:IANUSが[故障][破壊]された場合、サイバーウェアの使用に制限はありますか?
A:サイバーウェアを新たに起動することができません。既に起動したもの、常に効果を発揮しているものには影響ありません。

Q:全身義体にもサイバーウェアは入りますか?
A:はい。可能です。

Q:全身義体オプションの“ダミーゴースト”の使い方がよくわかりません。
A:“ダミーゴースト”をつけた全身義体は、1人のトループとして扱われます。これは、「トループを得る装備」と考えてください。キャストの全身義体に入れることを考えたものではありません。

Q:“ガーディアン・エンジェル”や“電神聖君”などソフトウェアの【電制】を上げる効果を持った装備で、そのソフトウェア自体の【電制】も上がりますか?
A:いいえ。ソフトウェアに限りませんが、【電制】を上昇させる装備の効果は、基本的にそれ自体には適用されません。

▼サイコアプリケーション
Q:“ソルジャーブルー”は〈射撃〉によるダメージにも+3しますか?
A:はい。物理攻撃のダメージならすべて+3します。単純な筋力の増加ではなく、より正確な攻撃によりダメージが増加しているのだと考えて下さい。

▼マジックアイテム
Q:銃器を“魔剣化”した場合、弾丸も[魔剣]になりますか?
A:はい。“魔剣化”した射撃武器は発射する弾丸や矢を[魔剣]とします。

Q:法具腕、法具眼はサイバーウェアではないのですか?
A:はい。サイバーウェアではありません。


Gray RoomN◎VAOOR

※トーキョーN◎VA the Detonationはファー・イースト・アミューズメント・リサーチとゲームフィールドの著作物です。このページはこれらの著作権を侵害するものではないことをあらかじめ書き添えておきます。