チャクラSSS「魂こがして」

Gray RoomN◎VAオフィシャル・プレアクトテキスト

エグゼグがどんなに金を積んでも、立てない場所がある。
ハイランダーの軌道の権力でも、立てない場所がある。
四角いキャンパスとそれを囲む4本のロープ。
そこは拳に全てを託したものだけが立てる場所。
あるものは拳に夢を託す。
あるものは拳に復讐を誓う。
それぞれの思いが交差したとき運命のゴングが鳴り響く!

 トーキョーN◎VA The Detonation 「BOX」

 運命の扉は、その拳で切り開け!

■シナリオハンドアウト
※キャストには以下の設定がつくことになる。RLはキャスト作成時、もしくはアクト前にこのハンドアウトを提示し、PLと相談すること。
『チャクラ』:宇津木啓一と友人である
『カブト』:宮坂凱と友人である
『クグツ』:小野寺敏明の友人である
『イヌ』:ボクサー連続殺人事件を追う
『トーキー』:ボクシングタイトルマッチを調査する

チャクラ:格闘家

コネ:宇津木啓一(うつぎ・けいいち)
推奨スート:クラブ(友人)

 才能があるというのは素晴らしいことだ。
 キミの格闘家としての腕を聞きつけた、宇津木啓一と友人になることが出来た。彼もまた自分の腕で生計を立てているという。だが妹の入院費を稼ぐためにやばいことにも手を出しているようだ。
 そして啓一は「もう会えない、妹を頼む」というメールと共に姿を消した。いったい彼の身に何がおきたのか?

カブト:ボディガード

コネ:宮坂凱(みやさか・がい)
推奨スート:スペード(信頼されている)

 才能があるというのは素晴らしいことだ。
 君の友人である宮坂凱はボクシング世界ランキング10位の新進気鋭のボクサーだ。今度チャンピオンへ挑戦することも決まっている。
 そんな彼からボディガードの依頼があった。未来の世界チャンピオンからの頼みとあらば断れまい。

クグツ:千早重工後方処理課第三班

コネ:小野寺敏明(おのでら・としあき)
推奨スート:クラブ(友人)

 才能があるというのは素晴らしいことだ。
 優れたクグツたちが集う後方処理課。そこに所属すれば、立場を利用してマキシマムアリーナに入場し、ボクシングのレフェリーである友人、小野寺に会うことも簡単だ。
 だが、せっかくの再会にも小野寺の表情は暗い。何でも、チャンピオンに気になることがあるという。

イヌ:ブラックハウンド機動捜査課

コネ:千早冴子(ちはや・さえこ)
推奨スート:ダイヤ(上司)

 才能があるというのは素晴らしいことだ。
 キミはブラックハウンド機動捜査課の巡査として、犯罪と戦うためにその才能を遺憾なく発揮してきた。千早冴子もキミを認め、難度の高い事件に放り込む。
 今回キミが任されるのは、ボクサーの連続殺人事件。手掛かりはただ一つ――被害者が共通して受けている、十字の傷だけだ。

トーキー:ジャーナリスト

コネ:九条政次(くじょう・まさつぐ)
推奨スート:ダイヤ(依頼人)

 才能があるというのは素晴らしいことだ。
 キミはトーキーとして多くの事件を暴いてきた。九条は色々といい加減なところはあるがジャーナリストとしては一流であり、仕事相手として十分に信頼出来ることを知っている。
 その九条から渡されたネタは、ボクシングタイトルマッチの影で行われる裏賭博。さぁ、君の手で白日の元にさらしだせ!


―シナリオスペック―

必要神業:
 本アクトでは≪黄泉還り≫、≪難攻不落≫が必要である。
 これ以外に1つ以上の防御神業がない場合はゲストの即殺神業のみでキャストが死亡する可能性がある。

主な情報収集技能:
 本アクトで主に使われる社会技能として<社会:N◎VA><社会:ストリート><社会:警察><社会:メディア>が挙げられる。

キャスト間コネクション:
 キャスト間コネは『チャクラ』→『カブト』→『クグツ』→『イヌ』→『トーキー』→『チャクラ』の順で取得する

4名以下でプレイする場合:
 4名の場合は『イヌ』か『トーキー』のどちらかをを、3名の場合は『イヌ』と『トーキー』を削除するとよい。


かつて、幾多の武術家達がその身命を賭して完成させた数々の奥義を記した秘伝書『無双の書』
この秘伝書を巡りトーキョーN◎VAに無数の修羅(イクサガミ)たちが集結する。
飢えた拳は力を求め、いつしか外道の拳へと堕ちていった。
すべては“最強”の二文字の為に――。

 トーキョーN◎VA The Detonation 「牙の門」

 熱き魂よ。運命の扉をくぐり極限を目指せ。

■シナリオハンドアウト
※キャストには以下の設定がつくことになる。RLはキャスト作成時、もしくはアクト前にこのハンドアウトを提示し、PLと相談すること。
『チャクラ』:千早牙門と手合わせし引き分けた
『カブト』:姜芬蘭という少女の助太刀をする
『クグツ』:特になし
『イヌ』:特になし
『トーキー』:特になし

チャクラ:格闘家

コネ:千早牙門(ちはや・がもん)
 
推奨スート:クラブ(友人)

 千早牙門――。この名を口の中で転がすたび、魂がたぎり出す。仕合った理由はさしてない。多分、どっちが強いか、そいつを決めたかっただけだ。血を吐きながらひりだした技を、思いの丈ぶち込んで闘った、唯一の男。だが、戦いの決着はつかず、引き分けで終わった。次に会う時こそ、決着をつけるときだと日々精進するキミの元に牙門の使者だと名乗る男がやってきた。身体が、震えた。

カブト:ボディガード

コネ:姜芬蘭(ジャン・フェンラン)
推奨スート:スペード(信頼されている)

 いつもどおりのハードな依頼をこした、そんな日の夜。行き付けのバーの一杯で疲れた心を癒し、家路を急いでいる時にその少女は現れた。笑えるくらいに古風な中華風の格好に、痛いほどに真剣な眼差し。少女は姜芬蘭と名乗った。キミの腕を見込んで助太刀をしてほしいという。まぁ、これも依頼のうちだ。

クグツ:千早重工後方処理課第三班

コネ:早川美沙(はやかわ・みさ)
推奨スート:ダイヤ(上司)

 千早重工後方処理課の社員に安息はない。今日もまた、重要な任務についているとき、早川課長から緊急の呼び出しがかかった。“今の任務より重要”──最重要とのことだ。こんなことがあるのは珍しい。
 仕事の途中だが2秒で切り上げ、早速課長の元へ向かう。どうもただことではなさそうな気配だ。 

イヌ:ブラックハウンド機動捜査課

コネ:千早冴子(ちはや・さえこ)
推奨スート:ダイヤ(上司)

 キミは法の番犬、ブラックハウンド機動捜査課の隊員だ。千早冴子課長の信任も厚く、N◎VAで起きる大抵の難事件はキミのもとに回ってくる──つまり、キミは貧乏くじを引く係である、ということだ。
 今日もまた、事件がおきた。被害者は信じられない力で殺され、IANUSを抜き取られている。また、難事件のにおいがした。 

トーキー:ジャーナリスト

コネ:九条政次(くじょう・まさつぐ)
推奨スート:ダイヤ(依頼人)

 今日もまたN◎VAスポ編集部で紙面についての打ち合わせ。これで、ようやくひと段落ついた。
 仕事が終わってちょっとコーヒーを啜っているとき、九条編集長がスポーツ業界の妙な動向について話をし始めた。なんでも、このトーキョーN◎VAにわんさか格闘家が集まってるらしい。トーキーの勘にビンビン来る。次の仕事は、この件の取材だ。 


―シナリオスペック―

必要神業:
 本アクトでは≪制裁≫か≪完全偽装≫等の社会系神業がない場合クライマックスフェイズに登場できないキャストが存在する。
 これ以外に2つ以上の防御神業がない場合はゲストの即殺神業のみでキャストが死亡する可能性がある。

主な情報収集技能:
 本アクトで主に使われる社会技能として<社会:N◎VA><社会:メディア><社会:ストリート><社会:警察><社会:企業>が挙げられる。

キャスト間コネクション:
 キャスト間コネは『チャクラ』→『カブト』→『クグツ』→『イヌ』→『トーキー』→『チャクラ』の順で取得する

4名以下でプレイする場合:
 4名の場合は『クグツ』か『イヌ』か『トーキー』のいずれかひとつを、3名の場合は『クグツ』か『イヌ』と『トーキー』のうち二つを削除するとよい。


Gray RoomN◎VAオフィシャル・プレアクトテキスト

※トーキョーN◎VA the Detonationはファー・イースト・アミューズメント・リサーチとゲームフィールドの著作物です。このページはこれらの著作権を侵害するものではないことをあらかじめ書き添えておきます。